帰国後、そんな2人に待ち受けていたのが、脱落を決める“オオカミちゃん投票”の途中結果の発表だ。第6話、もちろんその中にまなみの名前が挙がったのを受けて「絶対脱落しないから」と韓国語で伝えた後、「大好き、まなみだけ」と日本語で伝えるロビンの切実さが胸を打つ。さらにまなみが気持ちを吐き出せたら楽だろうと月LINEデートに誘い出し、花束を渡す。「まなみがオオカミでも僕の気持ちは同じ」というロビンの言葉と共に差し出された花束に、驚きもありつつ嬉しそうな表情が覗いたまなみは「私、正直……」と言ったあと、どんな言葉を続けたのだろうか。

　そしてこの第7話での脱落発表当日、ロビンはまなみがオオカミちゃんなのかどうかわかっている状況下で「まなみが脱落しないと思って話したい」と声を掛ける。それでもまなみは「もし脱落したら忘れないでほしいなって思う」と本音をこぼす。仮にまなみがオオカミちゃんで、その正体をロビンに明かしていたのならば、こんなふうに彼に伝言を残せるものだろうか。

　最後のシンデレラタイムでは、ロビンがリードする形で、涙を拭いたりハグをしたりと終始距離が近く、彼からまなみへの愛情が全身から溢れていた。

　最初は「まなみちゃんが戻ってくるのを待っている」というロビンに「待たなくて良いよ」と言っていたまなみが、最後には花束をロビンに差し出し泣きながら「わたしがまた戻ってこれたら一緒に仲良くしてくれますか？」と質問する姿に胸がいっぱいになった。

　ここから、まなみが復活するための必要条件は2つ。

1.フラワーフェスティバルで1000輪の花を集め復活ノルマをクリアすること。
2.脱落者の決定が放送された直後から、24時間限定で“復活投票”を行い、その投票総数が、まなみに投じられた“オオカミちゃん投票”の10倍を上回ること。

　4月17日22時59分までに上回ることがまなみの復活条件となっている。彼女が復活できるカギは視聴者が握っていることになるが、果たしてーー。

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