『今日好き フーコック島編』1話ーー開始早々三角関係に発展 クールな彼を射止めるのはどちらか?

『今日好き』新年度がスタート! 今回の注目メンバーは?

 ベトナムのリゾート=フーコック島を舞台に始まった新年度の『今日好き』。前回の『卒業編2023』より、ねね(永野好音)を継続メンバーに迎え、彼女を含めて男子4名・女子5名にて新たな旅が幕を開けた。この2泊3日で、最終日に告白するのは女子から。今回の男子は、1人を除き女子を積極的に2ショットに誘えるメンバーばかり。自身の気になる相手を振り向かせ、告白まで持っていこうとする男子陣のアピールぶりに注目が集まりそうだ。

 と、前述の“1人を除き”の部分。別にこの人物が恋愛に消極的なわけではない。というより『今日好き』は2023年度早々にして、早くもモンスター高校生を生み出してしまったようだ。これまでの『今日好き』には登場してこなかった、とにかく大人びていて駆け引き上手な男子である。

 名前は、やまと(須藤大和)。千葉出身の高校3年生。登場から早々に、ハイライトを入れた髪型と圧倒的に整った顔立ちで場を賑わせる。また直後、やまと以外の男子メンバーは気になる相手と早くも2ショットを提案するのだが、その際には“どうぞ”と譲り、結果的にじゃんけんをしたのは男子3名だけ。少しやんちゃな見た目に反して、クールに譲る様がとてつもなく大人っぽいし、“人生3周目”のような余裕と落ち着きぶりが尋常ではない。

 実際、今回の1話終盤まで、やまとの素顔や女子慣れしているように思える様子が徐々に明かされることになるのだが(過去にどれくらいお付き合いをしているのかがわからないため)、序盤から印象が変わらなかったのは、とにかく“自分がモテることをわかっている”こと。わかった上で、これから紹介するような振る舞いをするし、わかっていて女子に質問を投げかける。こうした自分がモテる自覚のある人間は、単なる勘違いではなくモテるべくしてモテている。そうした世の常なのだ。

やまと、ひなた&あいさからアプローチ! 驚くべき“モテ術”は必見

 では具体的に、どういったところがモテるのか。金髪ギャルのひなた(林姫奈妙)とランチを抜け出してビーチで2ショットをした際、彼女の気になる相手が自身だと打ち明けられて「オレっすか、あざっす」と軽く流し気味に喜ぶ。さらに「こういう人がタイプなんだ」とさらりと受け止めるなど、女子とのコミュニケーションに慣れている。そうした返答も、ひなたは期待通りだったようで、とにかく大満足な様子でニヤニヤが止まらない。冒頭で顔合わせをしたときのやまとについて「めっちゃいい匂いした。え、キモい!?」と暴露してしまうなど、早くも好意が溢れ出している。

 そんなひなたにもライバルが。今度はオレンジ髪ギャルで(肝心のやまとからは“赤い”と間違えられていたが)、ひなたともすでに性格が似ていると自負をしている、あいさ(細川愛沙)。ランチの際こそ隣に座れなかったものの、このタイミングでやまとを奪還しにきたのだ。

 やまととあいさは初対面。こうしたケースの場合、2ショットに来られた側は、わざわざ足を運んでくれた時点で、多からずとも相手の好意が自身に向いていることを自覚するだろう。同時に、そうした好意にはたとえ自覚していたとしても「気になる相手はいた?」と聞くのが『今日好き』の暗黙の了解だった。だが、やまとは違う。

 こちらも導入は、やまとの「気になる相手はいた?」という質問。それに対して、あいさは「この人と話してみたいなっていう人はいた」と返したのだが、「それがオレですか?」と、得意気かつ食い気味に被せたのがやまと。そうだよ、あなたですよ。なぜならひなたとの間に割り込んでまでこの2ショットをしているのだから!

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