メイウェザーと戦い、約4億円の偽ポケカを購入……日本でも話題の世界的YouTuber「ローガン・ポール」は果たして何者なのか
若い年齢層を中心に人気を集める、海外のYouTuber「Logan Paul（ローガン・ポール）」。5年前の2016年9月に「MY FIRST VLOG - THE ROAD TO BURNING MAN!（初めてのVLOG-バーニングマンへの道のり）」というアメリカの大規模イベントへ参加する道のりを動画で公開して以降、Vlogを中心に投稿している。チャンネル登録者数はなんと2340万人にものぼり、さらにフォーブスによると、2021年YouTuber年収ランキングでは第9位、推定年収は1800万ドル（約20億円）とされている。
海外のYouTubeを見ていなくても、ローガン・ポールの名を知っている方は多いのではないだろうか。というのも、日本でも度々話題になることが多いYouTuberだからだ。2017年に山梨県にある青木ヶ原樹海で、自殺したと見られる男性の遺体を一時的に動画で公開したことで、国内外から批判を浴びていた。ほかにも、今年に入って偽物のポケモンカードを350万ドル（約4億円）分購入してしまったことが発覚するなど、なにかと話題の尽きない人物である。
Logan Paulの動画はVlogが中心。若い層向けであることから、インパクトのあるエンターテインメント動画が多い。たとえば人気の高い動画の1つに、2017年3月公開の「TURNED MY BROTHER'S POOL INTO SLIME! **PRANK WARS**」がある。こちらの動画は、同じく人気YouTuberの弟Jake Paul（ジェイク・ポール、登録者数2040万人）の家にあるプールの水を、すべてスライムに変えるという内容であった。常にジョークを交えながら軽快に進められるためコアなファンから人気が高く、実際に上記の動画では約2870万回も再生されるほどの人気を誇っている。
またローガン・ポールは現在、YouTubeだけでなくボクシングにも力を入れている。特に2021年6月に行われた、元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとのボクシングのエキシビションマッチは、国内外で大きな注目を集めた。結局決着はつかず、逃げと守りに徹したローガン・ポールには賛否両論があったものの、これを機にボクサーとしても関心を集めている。
世間からの注目を上手に集めながら、2340万人もの登録者を魅了する人気YouTuberローガン・ポール。今後視聴者をどのように楽しませるのか、動向が気になるところである。
（Source）
https://forbesjapan.com/articles/detail/45369?internal=top_firstview_04