水溜りボンド・カンタの個人チャンネルが自由で面白い 相方トミーの愛犬に負けない"大冒険”への期待

 人気YouTuberコンビ・水溜りボンドのカンタがこの5月、個人チャンネル『カンタの大冒険【人間】』を始動。5月15日現在、チャンネル登録者数は4万人を目前としている。

やる気なさすぎる主人公を操作するゲームが面白そうだからトミーハウスでやってみる。【ヒューマンフォールフラット】

 昨年末で、2015年から続けていた「毎日投稿」を終了し、新たな挑戦を始めた水溜りボンド。相方のトミーは昨年8月に個人チャンネル『とみビデオ』を開設し、日頃から交流のある@小豆やあやなん、関根りさや佐々木あさひといった女性YouTuberとのサシ飲みやコラボで見せる、忖度抜きのトークが好評を博している。また、今年1月には、トミー宅にやってきた赤ちゃんコーギー“ぽてと”を主役にしたペットチャンネル『ぽてとの冒険【コーギー】』も立ち上げており、個人の活躍も目立っている。

 そんななかでの満を持して開設された、カンタの個人チャンネル『カンタの大冒険【人間】』。トミーの『ぽてとの冒険【コーギー】』をもじったおまけ的なネーミングで、本人も「(自分は)割と普通だから面白くないよ」「水溜りボンドのチャンネルで好きなことはやらせてもらえてるし」と予防線を張っているが、見応えのある内容となっているので、その魅力をお伝えしたいと思う。

【時代は変わっていた】テトリスで100人と同時対戦したら、パないことになった。

 現在、動画本数は5本。コンテンツのメインとなっているのは、ゲーム実況だ。2本目の動画では『テトリス』での100人同時対戦をオンラインプレイしている。遥かいにしえでは、一人コツコツとブロックを積み上げるゲームだったはずのテトリスが、近年ではオンラインでの複数人同時対戦へと進化。誰かが消したブロックがリアルタイムで誰かに落ちてくるといった対戦ゲームとなっており、その進化に戸惑いながらも、カンタは持ち前の頭の回転の速さで、確実にブロックを消していく。テトリスの意外な上手さに目が離せなくなるが、気付けば「首位争いの中に一般の人入っちゃってるよ~」と雑魚キャラを装いながらも、なんと100人から最後の2人にまで上り詰めるといった予想外の展開に。白熱の対決の行方はぜひ動画を見てほしい。

 水溜りボンドのチャンネルでは、相方トミーの“極端なゲーム知識のなさ”という面白さがフィーチャーされがちだが、このチャンネルでは“カンタのゲームの上手さ”がきちんと見せ場を作っている。かつては、『Getting Over It With Bennett Foddy』(通称:壷男)という海外の難関ゲームを1回のみならず、企画で50回クリアも果たしているカンタ。そんな彼のゲームの腕前が光るチャンネルとなっているのだ。

 プレイテクだけではなく、発売当初にすでにストーリーをクリア済みという『New ポケモンスナップ』をマイペースに楽しんだり、以前より交流のある「サワヤンチャンネル」のサワを自宅に呼び、ポテチをつまみながら“友達とただゲームをしている”姿を見せたりと、飾らない状態のカンタも見ることができる。

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