新型コロナウイルスの感染拡大以降、ヒカキンは積極的な感染症への注意喚起と情報発信を行ってきた。昨年3月28日には「若いみんなへ、ヒカキンより。」と題した動画より、「一人ひとりの行動が人の命を救います。今こそ、危機感を持って新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めましょう」とメッセージを届けた。また、昨年4月10日には小池百合子東京都知事と対談し、若年層のオピニオンリーダーの一人として新型コロナにまつわる様々な質問をぶつけた。さらに、5月21日には、「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」の立ち上げを報告し、自身も1億円を寄付したと明かした。

　新型コロナの流行がどれだけ長期化しようとも、ヒカキンはぶれない。ネタっぽい動画に合わせて、きっちりと有益な情報を織り交ぜて伝えるあたり、トップYouTuberとしての責任と覚悟がうかがい知れる。今後も基本真面目に、時折、驚くようなエンタメ要素も交えながら、新型コロナにまつわるトピックと向き合っていくのだろう。