タイムズスクエアに“音楽のディズニーランド”がオープン？　元Spotifyの音楽部門責任者の壮大な計画

文＝堀口佐知

2020.11.28 12:00

　米メディア『The New York Times』は、ニューヨークの経済が米国の他の大都市よりも大きな打撃を受けた理由に、観光業の崩壊を上げている。

　何百もあるレストランやホテルは、市外から訪れる観光客に依存していた。NYC＆CompanyのCEO、フレッド・ディクソン氏によると、特に海外からの観光客は、国内旅行者に比べて4倍もお金をつかう傾向にあるという。

　3月のロックダウン以前、ニューヨーク市のサービス業界は、40万の雇用を生み出し、年間460億ドル（約4兆8000万円）もの規模を誇っていた。ところが10月末には、130万人以上の住民が失業手当を申請し、市の失業率は14.1％と米国の全国平均の2倍以上だ。

　市内の陽性者数は依然として減少しておらず、ウイルスが終息する目処は立っていない。また終息したとしても、今後数年間は外国人観光客の戻りは鈍化すると見られている。

　“アーティストの遊び場”は、暗澹としたニューヨークを活気付ける起爆剤となるのだろうか。

（画像＝Pexelsより）

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター（自称）。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

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