鹿目凛インタビュー

ーー今回は発表会のMCの一人として登壇されていました。

鹿目凛：素敵なマンガ賞の司会進行ということで、自分で大丈夫なのかなと不安でした。私自身もアイドルをやりながらWebマンガ『よもぎちゃん』（サンデーうぇぶり）を描いてるので、ここで司会を任せてもらえて嬉しかったですし、漫画家さん、編集者さんのお話をこんなに近くで聞けてお勉強になりました。

ーーニコニコ生放送のコメントにもナイスなリアクションでした。ランキングしたマンガ作品の中で、鹿目さんが気になっていたものはありましたか。

鹿目：Webマンガ部門では2位の『おじさまと猫』、1位の『先輩がうざい後輩の話』もTwitterでリアルタイムで見ていました。『先輩がうざい後輩の話』は、ああいった職場の先輩、後輩がいたらいいなと思います。

ーーイベント中にはコミックス部門3位の『錦田警部はどろぼうがお好き』に、惹かれていましたね。

鹿目：マンガのプレゼンで絶対に面白いなという直感が来て、男の人同士のバランスも絶対いいんだろうなと思います。あとは、コミックス部門1位の『来世は他人がいい』も、出てくる男性・深山霧島が好みで。“はみ出し者”繋がりで、Webマンガ部門3位の『極主夫道』も気になりました。悪い感じの雰囲気のマンガも気になっていますね。

ーー先ほど、イベント終わりの囲み取材では『1日外出録ハンチョウ』『聲の形』を好きなマンガに挙げていましたが、マンガとの出会いはいつ頃だったのでしょうか。

鹿目：マンガを好きになったきっかけは、小学生の頃に読んだ『ひぐらしのなく頃に』です。そこから深夜アニメ系の原作マンガが好きになって、中学の時にハマったのが、『バンブーブレード』だったり、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』でした。ほっこりしたマンガも好きなんですけど、ほかには『ミュージアム』とか、少し不気味で怖いものも好きだったりします。

ーー幅広いジャンルが好きなんですね。『ハンチョウ』以外に、鹿目さんの中で今オススメのマンガはありますか。

鹿目：今度アニメ化になる『約束のネバーランド』は、テンポがよくて、自分が好きなミステリーものなんです。私自身もマンガがすごい大好きなんですけど、なかなか忙しくて読めてなかったので、今回のお仕事を通して、改めて自分の気持ちを癒してくれる大切な存在で、疲れた時でもマンガを読みたいと思ったし、ランクインしたマンガもたくさんチェックしたいと思いました。

（取材・文・撮影＝渡辺彰浩）