反町隆史が50代で再び『GTO』に挑む真意 テレビドラマへの恩返しと親子3世代を繋ぐ願い
『GTO』は「間違いなく僕の代表作」
――これから撮影に入るそうですが、若手俳優たちとの現場でのコミュニケーションについてはどのようなことを意識しようとされていますか?
反町:98年当時は僕も24歳で、生徒役のみんなと年齢も近かったんです。池内(博之)とは3つしか離れていないですから(笑)。でも今回は、リアルな高校生世代の俳優たちが集まっています。話し方や価値観に距離感があるのは当然ですし、そこはあえて紐解いていく過程を楽しみたい。最初はぎこちなくても、3カ月間、信頼関係を築いていければ。窪塚(洋介)や小栗(旬)がいまだに僕を「先生」と呼んでくれるように、今回の生徒たちからも誰かスターが生まれてくれたら、僕にとってこれ以上の幸せはありません。
――奥様であり冬月あずさ役の松嶋菜々子さんとは『GTOリバイバル』でも共演されていましたが、今回の復活に関してどのような話を?
反町:「なぜそこまで『GTO』にこだわるの?」と聞かれました。作品が山ほどある中で、なぜ今これなのか、と。僕もそのときはふと答えが出なかったんですけど、その“こだわり”の答えを紐解くことこそが、今回のドラマのテーマでもあるんです。僕自身、30年近くこの仕事を続けてきて、『GTOリバイバル』のときにかつての生徒たちが集まってくれた空気感に触れたとき、「頑張ってきてよかったな」と言葉にならない感情が込み上げました。鬼塚も同じ30年間を歩んできた。視聴者の方々にも「あのときこう思ったな」「こんな先生がいたらいいなと思ったな」という当時の熱量を呼び起こしてほしい。“グレートティーチャー”とは何なのか。その謎解きを1話ずつ重ねていくことで、今のPCやスマホの時代に欠けている“人と人が触れ合う感情”をもう一度動かしたいんです。
――改めて、反町さんにとって『GTO』、そして鬼塚英吉とはどのような存在ですか?
反町:間違いなく僕の代表作です。日本だけでなくアジア全域で愛されているキャラクターを、藤沢とおるさんが当時描いたというのは本当に凄いこと。いくつになっても、このキャリアになっても、撮影初日の前夜だけは寝られないんです。それは亡くなった津川雅彦さんもおっしゃっていましたが、僕もいまだに慣れない。でもその緊張感こそが、作品に向き合う誠実さだと思っています。鬼塚らしく、みんなを引っ張っていけるような、最高の時間にしたいですね。
■放送情報
『GTO』
カンテレ・フジテレビ系にて、7月スタート 毎週月曜22:00~放送
出演:反町隆史
原作:藤沢とおる『GTO』(講談社『週刊少年マガジンKC』刊)
脚本:遊川和彦
監督:中島悟、松田健斗
音楽:福廣秀一朗
エグゼクティブプロデューサー:安藤和久
チーフプロデューサー:河西秀幸
プロデューサー:永富康太郎、伊藤茜
制作協力:メディアプルポ
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
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