『ヤンドク!』隠蔽問題の鍵を握る小田桐蒼 八木勇征が医療ドラマに生むさらなる深み

 橋本環奈が主演を務める月9ドラマ『ヤンドク!』(フジテレビ系)第8話では、宮村亜里沙(湯山新菜)の死を巡る隠蔽問題の核心に迫っていく。その真相の鍵を握るのが、小田桐蒼(八木勇征)だ。

 第7話で初登場した小田桐は、第8話でも引き続きゲストとして登場。中田啓介(向井理)が小田桐の勤める診療所を訪ねた、その続きが回想シーンとして描かれる。湾岸医療センターで、かつて中田の下について勤務していた小田桐。中田とは久しぶりの再会となる。脳外科医を志望していた小田桐だったが、命にかかわる現場には向いていないと判断し、現在の父のクリニックを手伝う道を決めた。

 そのきっかけとなったと思われるのが、宮村の一件。彼女は湾岸医療センターから転院した先で、階段から転落し頭部に致命的な外傷を負って死亡した。「小田桐先生、君はそのことについて何か知っているんじゃ……」と問われると、小田桐は慌てた様子で「もういいですか」とその場を立ち去っていく。動揺した表情から、その真相を内に秘めていることは明白だ。

 FANTASTICSとしてのアーティスト活動と並行して、2021年より本格的な俳優としてのデビューを果たした八木勇征。2025年は、映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』、映画『隣のステラ』、ドラマ『あやしいパートナー』(MBS/TBS)と主演作が3作品。2026年4月公開の映画『SAKAMOTO DAYS』への出演も発表されている。恋愛ドラマや青春映画への起用が多い八木だが、『ヤンドク!』で担っているのはシリアスな側面。言い変えれば、真摯に命と向き合う、心優しい人物だ。一見すると、湖音波(橋本環奈)をはじめとするヤンキーのコミカルな側面が際立つ『ヤンドク!』だが、ここから先、小田桐の研修医時代が本格的に描かれていくことによって、医療ドラマとしてのさらなる深みを与えていきそうだ。

 一方で、謹慎を命じられた湖音波は、吹っ切れてゲーセンに、ラーメン、カラオケと大暴れ。そんな最中、マブダチの麗奈(内田理央)に動脈瘤が見つかってしまう。真理愛(平祐奈)をバイク事故で亡くしたことをきっかけに、人の命を救う医師になりたいと一念発起した湖音波は、こんな時に謹慎をくらっている自分に憤りを覚える。けれど、麗奈の手術をかって出てくれたのは、大友(音尾琢真)をはじめとした脳神経外科の頼れる仲間たち。湖音波は、大友たちを信じ、病院に運ばれてくる急患を手術することになる。本来であれば中田がオペを担当すべきだが、謹慎中の湖音波に中田はオペを許した。

 無事手術が成功した麗奈は、大友に対して急にしおらしくなる。命の恩人ということもあるが、どうやら「美しい脳」と言われた“最高の褒め言葉”が決め手だったらしい。その頃、院長の大河原(大塚寧々)は、中田の執刀歴を調べていた。最後に執刀したのは宮村。そこから1年近く、中田はメスを握っていないことになる。宮村のことを詮索しないよう、湖音波に釘を刺す中田。『ヤンドク!』も残り3話。「僕は逃げ出したんです」と小田桐が涙を流す第9話では、大河原、そして湖音波が事件の真相に迫っていく。

ヤンドク!

バリバリのヤンキー娘が猛勉強の末に、脳神経外科医となり、病気に苦しむ患者に寄り添いながら旧態依然とした医療現場をパワフルに改革していく。

■放送情報
『ヤンドク!』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:橋本環奈、向井理、宮世琉弥、音尾琢真、馬場徹、薄幸(納言)、許豊凡(INI)、内田理央、大谷亮平、大塚寧々、吉田鋼太郎ほか
脚本:根本ノンジ
プロデュース:髙木由佳、貸川聡子(共同テレビ)
演出:佐藤祐市、淵上正人、菊川誠、朝比奈陽子
音楽:近谷直之
制作協力:共同テレビ
制作著作:フジテレビ
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