『おコメの女』“優香”長濱ねるの過去が明らかに 手相と“鷹羽”千葉雄大の関係が鍵か
シェイクが言う「過去と決別する方法」は、“手相を変える手術”だった。正子がクリニックで見た、手に包帯を巻いた患者たちはその手術の直後だったのだ。さらにシェイクは、手相手術を受ける患者をY2K美容クリニックへ紹介し、その見返りとして現金を受け取っていた。ただし名目はあくまで宗教法人へのお布施。そう言い張れば非課税にできる。美容医療と占い、そして宗教が、税金のかからない形で金を動かすために結びついていた。
優香は国税局だと名乗り、調査のための「明示の承諾」を求める。だがシェイクは簡単には首を縦に振らない。押しても引いても崩れない相手に、優香も感情を表に出さず探り合う――そんな駆け引きが続く。そこで鍵になったのが美月の存在だった。シェイクが優香の過去を知っていたのは、美月が情報を渡していたから。優香は美月に「これ以上罪を重ねるのはやめて」と告げ、同時に「助ける」と手を伸ばす。その言葉が、美月の背中を押し、結果的に明示の承諾へつながるのだった。
証拠集めは正子たちが手際よく進め、事件としてはきっちり片がつく。だからこそ余韻として残るのは、優香が美月に向かって放った「ばぁーか!」だった。ただ勝ち誇るのではなく、ずっと我慢してきた悔しさや寂しさが、やっと口からこぼれただけの一言だ。優香の過去が消えたわけではない。けれど、抱え込むのではなく、言葉にして相手と向き合えるようになった。その変化が、優香をもう一度ザッコクのチームの中へ引き戻していく。
さらにこの回では、鷹羽宗一郎(千葉雄大)が新潟で演説に立つ場面に米田田次(寺尾聰)の姿も重なり、鷹羽との関係を匂わせる。そして手相を誇示していた鷹羽と、今回の1件も無関係ではないだろう。ザッコクの嗅覚が、もっと大きな相手へ向かい始めている。
主人公・米田正子が、なかなか手を出せない“厄介な”事案を扱う複雑国税事案処理室、通称“ザッコク”を創設し、個性派揃いのメンバーとともに事案と向き合っていく。
■放送情報
木曜ドラマ『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』
テレビ朝日系にて、毎週木曜21:00~21:54放送
出演:松嶋菜々子、佐野勇斗、長濱ねる、千葉雄大、高橋克実、戸次重幸、大地真央、寺尾聰
脚本:g.O.A .T
演出:田村直己(テレビ朝日)、楢木野礼、塚本連平
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:浜田壮瑛(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
音楽:村松崇継
制作協力:MMJ
制作著作:テレビ朝日
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