道枝駿佑×生見愛瑠『君が最後に遺した歌』に萩原聖人、井上想良、田辺桃子ら出演へ

 2026年3月20日に公開される道枝駿佑(なにわ男子)主演映画『君が最後に遺した歌』の追加キャストとして、萩原聖人、宮崎美子、五頭岳夫、野間口徹、井上想良、田辺桃子、新羅慎二、竹原ピストル、岡田浩暉の出演が発表された。

 原作は、デビュー作『今夜、世界からこの恋が消えても』で第26回電撃小説大賞を受賞した一条岬による2作目の小説。『アオハライド』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『ほどなく、お別れです』などの三木孝浩が監督を務めた。脚本は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や『君の膵臓をたべたい』などの吉田智子、音楽は映画『糸』で第44回日本アカデミー賞優秀音楽賞にノミネートされた音楽プロデューサーの亀田誠治がそれぞれ担当した。

 詩作を密かな趣味とし、代わり映えのしない日常を送る主人公・水嶋春人が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音と出逢ったことで、彼の平凡な人生は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間を共にしながら、恋心を抱くも運命に翻弄され、それでも互いを愛おしむ2人の、たった10年間の恋を描く。

 水嶋春人役で主演を務めるのは、本作が初単独主演となるなにわ男子の道枝。4年前に三木監督の『今夜、世界からこの恋が消えても』で映画主演デビューを飾った道枝が、再び三木監督作品で主演を務める。ヒロインの遠坂綾音役には、本作で歌唱とギターに初挑戦した生見愛瑠が名を連ねた。 

 萩原は生見演じるヒロイン・遠坂綾音の叔父・奥田正文役を演じる。マサの愛称で親しまる奥田正文は陽気で人情味あふれるキャラクターで、地元で愛されるトラットリアのオーナー。自身も「マサーズ」というバンドを組んで、お店のステージを盛り上げる。また、幼いころから親代わりとなって綾音の成長を一番近くで見守ってきた、綾音にとって特別な存在だ。

 新羅はそんなマサ(萩原聖人)のバンド仲間で、「マサーズ」ではギターを担当のケンさん役を演じ、幼い頃からマサと一緒に綾音の成長を見守っていく。宮崎が演じるのは、道枝演じる水嶋春人の祖母・水嶋啄子役。五頭は春人の祖父であり、筆の伝統工芸士として高齢で病院に通いながらも自宅の工房で筆づくりに励む、厳格な雰囲気の持ち主・水嶋礼史役を演じる。

 竹原が演じるのは、藤モンの愛称で親しまれる、春人と綾音の担任の教師・藤田友一役。廃部になった文芸部の顧問である藤田は、春人が密かに詩を書いているのを見つけ、コンクールへの提出を勧めるなど、おせっかいをやきながらも熱い想いを持つ国語教師だ。そして井上が演じるのは、春人と綾音の高校のクラスメイトで、バスケ部員である神崎俊也役。綾音の「発達性ディスレクシア」の事情を知らずに手紙で告白するも、突き返されてショックを受けているところを春人に見られてしまう。

 田辺は、大人になった神崎俊也の彼女・柊木実里役を担当。野間はマサを昔から知る警官役、岡田は音楽レーベルのプロデューサーとして、綾音の才能にいち早く目を付ける重要な役どころをそれぞれ演じる。

■公開情報
『君が最後に遺した歌』
2026年3月20日(金)公開
出演:道枝駿佑、生見愛瑠、井上想良、田辺桃子、竹原ピストル、岡田浩暉、五頭岳夫、野間口徹、新羅慎二、宮崎美子、萩原聖人
原作:一条岬『君が最後に遺した歌』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
音楽プロデュース:亀田誠治
制作プロダクション:TOHOスタジオ
配給:東宝
©2026『君が最後に遺した歌』製作委員会
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