原菜乃華&マイカ・ピュがTGCランウェイに 『不思議の国でアリスと』劇中セリフを披露
7月30日に開催された「TGC teen 2025 Summer」にて、8月29日に公開される劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』のスペシャルステージが実施され、原菜乃華とマイカ・ピュが登壇した。
1865年にルイス・キャロルが生み出し、今もなお世界中で読み継がれている『不思議の国のアリス』を日本で初めて劇場アニメーション化する本作。原作の世界観を大切にしつつ、現代を生きる主人公のりせが、“不思議の国に迷い込む”というオリジナル設定となっている。
ステージが暗転すると、イベントの幕開けを告げたのは、「あれ、ここはどこだろう?」「りせ、こっち!」「アリス、待って!」という主人公・安曇野りせ役の原とアリス役のマイカ・ピュによる生セリフ。幻想的な演出の中、SEKAI NO OWARIによる主題歌「図鑑」が流れ始めると、シャボン玉が舞うステージに2人が手を繋いで登場。大歓声が会場を包み込み、2人はウォーキングしながらかわいらしいポージングで観客の視線を集めた。
トークパートではMCのくれいじーまぐねっとより作品について問われると、原は「世界中で愛されてきた『不思議の国のアリス』を、日本で初めて劇場アニメ化した作品です」と語り、自身が演じた主人公・安曇野りせについては「就活中の大学生で、すごく真面目で几帳面。自分の気持ちをうまく伝えられない、繊細な女の子」と紹介した。一方、アリス役を演じたマイカ・ピュは、「人が止めてもなんでもやっちゃうすごい元気で天真爛漫なな女の子」とキャラクターを説明。
2人で臨んだアフレコ収録について原は、「息もぴったりで、マイカちゃんはいつもお菓子をくれたり、私の好きな色の輪ゴムで指輪を作ってプレゼントしてくれたりして、すごく嬉しかったです」とエピソードを披露し、仲の良さをうかがわせた。
さらに注目ポイントについて問われると、原は「主人公のりせは20代の就活生で、今この会場にいるみなさんと同じような悩みや迷いを抱えている。同年代の人たちにリアルタイムで刺さる“デトックスストーリー”になっていると思います」とコメント。マイカ・ピュも「私は女王様とお話しするシーンの収録が難しかったので、注目してみてほしいです」と語った。
SEKAI NO OWARIが書き下ろした主題歌「図鑑」について原は、「すごくかわいくて優しくて、ファンタジックな曲調がワンダーランドの世界観とぴったり。この作品にこれ以上ふさわしい主題歌はないと思いました」と魅力をアピール。
最後に観客へのメッセージが送られ、原は「この作品はすごくうっとりするくらい不思議の国の美しい映像に癒されながらも、観る人の心に刺さるような言葉がたくさん詰まった作品になっています。お子さまから大人まで、たくさんの方に届けたいです」と語り、マイカ・ピュは「この映画には、きっと皆さんに当てはまるシーンがあると思います。そこを探しながら楽しんでください」と呼びかけ、ステージは拍手に包まれながら幕を閉じた。
■公開情報
『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』
8月29日(金)全国公開
キャスト:原菜乃華、マイカ・ピュ、山本耕史、八嶋智人、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、山口勝平、森川智之、山本高広、木村昴、村瀬歩、小野友樹、花江夏樹、松岡茉優、間宮祥太朗、戸田恵子
原作:『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル)
監督:篠原俊哉
脚本:柿原優子
主題歌:SEKAI NO OWARI 「図鑑」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:P.A.WORKS
配給:松竹
製作幹事:松竹、TBSテレビ
©「不思議の国でアリスと」製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/alice-movie/
公式X(旧Twitter):@alice_movie2025