9月13日に放送された『ちむどんどん』（NHK総合）第112話では、賢秀（竜星涼）が「ちむどんどん」の前で清恵（佐津川愛美）と鉢合わせするが、清恵は逃げてしまう。

　賢秀と清恵は、お互いに想い合っているが、賢秀は清恵が過去に結婚していたことを隠していたことにカッとなり大喧嘩に。賢秀は養豚場を出て行ってしまった清恵を捜し続けており、それを知った暢子（黒島結菜）は賢秀に「ニーニー、リリィさん（清恵が暢子に名乗った源氏名）のこと、清恵さんのことが好きなんでしょ？　きっと、リリィさんもニーニーとおんなじ気持ちと思う」と言う。さらに、「リリィさん、必ず待っている、ニーニーが迎えに来てくれるのを」と、賢秀を励ます暢子に対して、「あんなに鈍感だった暢子が……成長したねぇ」「自分の恋愛には鈍感だけど、ニーニーの気持ちは昔からすぐ分かるんだよなぁ」「賢秀を励ますのはいつも暢子なんだよね」など、賢秀と暢子の兄妹愛にグッと来た視聴者の声が上がった。

　その後、「アッラ・フォンターナ」を訪れた清恵に、房子（原田美枝子）は「好きな人と一緒に居たいじゃない。何度でもやり直せるのよ。今、あなたが感じるままに、“ちむどんどん”する自分にだけ正直になりなさい」と背中を押し、「あまゆ」では三郎（片岡鶴太郎）から「（言葉で）うまく言えなかったら、黙って後ろからガバッと抱きしめろ。それで全部伝わる」とアドバイスされた賢秀。第112話の最後、ようやく見つけた清恵を、三郎に言われた通りに後ろから強く抱きしめた賢秀。清恵がどのような反応をするのか気になるところだ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合：午前8:00〜8:15、（再放送）12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K：7:30〜7:45、（再放送）11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演：黒島結菜
作：羽原大介
語り：ジョン・カビラ
沖縄ことば指導：藤木勇人
フードコーディネート：吉岡秀治、吉岡知子
制作統括：小林大児、藤並英樹
プロデューサー：松田恭典
展開プロデューサー：川口俊介
演出：木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供＝NHK