木村拓哉×二宮和也『検察側の罪人』特報公開 荒木経惟が11年ぶりに映画ポスターを撮影
木村拓哉と二宮和也が共演する映画『検察側の罪人』より、ポスタービジュアルと特報映像が公開された。
本作は、『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』の雫井脩介による同名小説が原作のサスペンス。東京地検を舞台に、エリート検事・最上と、最上を師と仰ぐも、ある事件での彼の捜査に疑問を持った若き検事・沖野が対立していく模様を描く。『関ヶ原』『日本のいちばん長い日』の原田眞人が監督を務める。
エリート検事・最上役の木村、若き検事・沖野役の二宮のほか、ヒロインである検察事務官・橘沙穂役を吉高由里子、闇社会のブローカー・諏訪部役を松重豊、最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役を平岳大、沖野とともに検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役を八嶋智人、人権派大物弁護士・白川雄馬役を山崎努がそれぞれ演じる。そのほか、大倉孝二、矢島健一、音尾琢真(TEAM NACS)、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜がキャストに名を連ねる。
初公開となる特報映像では、木村と二宮が台詞と芝居のみでぶつかり合う模様が映し出されている。それぞれの人物像、そして対立していく様子を切り取った30秒の映像に仕上がった。
劇場に掲出されるポスターは、「一線を、越える。」のコピーとともに、今回初共演となる木村と二宮を写真家・荒木経惟が撮影。荒木が映画ポスターを手掛けるのは、2007年公開の『M』以来、11年ぶりとなる。荒木は2人を撮影する上で、「年齢を重ねてきた男の『顔』を撮りたい」と提案。さらに、2人が演じる検事が対立していくという筋書き上、製作陣は2人を別々に撮影することを思い描いていたが、荒木自身から「2人を同時に撮影したい」とさらなる提案があり、2人同時に撮影を実施。「お互いが意識し合う、必ず、役柄を引きずって火花が散る」という荒木の狙い通り、劇中で2人が演じる役柄の人物像が、そのまま写り込んだポスターに仕上がった。
■公開情報
8月24日(金)全国東宝系公開
監督・脚本:原田眞人
原作:『検察側の罪人』雫井脩介(文春文庫刊)
出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、平岳大、大倉孝二、八嶋智人、矢島健一、音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜、松重豊、山崎努
製作・配給:東宝
(c)2018 TOHO/JStorm
公式ホームページ:http://kensatsugawa-movie.jp