『アーロと少年』、アーロとお父さんの約束を描く本編映像が公開 安田成美による吹き替えも

『アーロと少年』

 ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』の本編映像が公開された。

 『アーロと少年』は、恐竜たちが進化を続け、文明と言葉を持つようになった世界を舞台に、弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロが家族の元に帰るため、大冒険を繰り広げるアドベンチャー・ファンタジー。『トイ・ストーリー』シリーズのジョン・ラセターが製作総指揮を務め、『晴れ ときどき くもり』のピーター・ソーンが監督を務める。

 このたび公開された本編映像では、弱虫な恐竜アーロが家族と離れ離れになる前の、父、母、兄、姉とともに家族5人で幸せに暮らしている様子が描かれる。泥棒に盗られないよう、石や木で食料保管場所を作ったお父さんに、お母さんは頑張った証として、足形の“しるし”を付けることを提案する。お父さんとお母さんが順番に“しるし”を付け、アーロたちも“しるし”を付けたいと言うが、お父さんは「まだ早いぞ。しるしを付けるにはやるべきことをやれ。自分よりも大きなことだ。いつかみんなのしるしが並ぶ。その日が来るのが楽しみだ」と答える。

 ピーター・ソーン監督はアーロの性格について、「楽しいことが大好きで、決心も強い。とくに家族の助けになりたいという想いに関しては、兄姉よりも情熱を持っている。だけどアーロはとても怖がりで、それが彼の足かせになっているんだ」と語る。「お父さんはアーロが生まれた時から、アーロはもっと色んなことが出来るはずだと知っていたんだ。でもそのことをアーロに自分で気付いてほしいと思っていた。そのためには自分の殻から一歩踏み出して、恐怖心に立ち向かう心の旅が必要だったんだよ」と、作品に込めた思いを語っている。

 本編映像は日本語吹き替え版となっており、アーロのお母さん役の吹き替えを務めた安田成美の声が今回の映像で初公開されている。日本語吹き替え版キャストには、安田のほかに、松重豊、片桐はいり、八嶋智人らが名を連ねる。

■公開情報
『アーロと少年』
3月12日(土)全国ロードショー
監督:ピーター・ソーン
製作:デニス・リーム
製作総指揮:ジョン・ラセター
原題:The Good Dinosaur
全米公開:2015年11月25日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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