ニッポン放送を卒業した吉田尚記、50歳で挑んだ“人生最大の人体実験”を語る『ご機嫌の技術』刊行

 吉田尚記による新刊『ご機嫌の技術 人生を上達させるウェルビーイングと推し活』が、9月29日に太田出版から刊行された。

 本書は『なぜこの人と話をすると楽になるのか』から10年、コミュニケーションの達人として知られる著者が、人間関係の「最終回答」として綴った一冊。ニッポン放送のアナウンサーとして27年間活動してきた著者が、50歳で「社会的安定」という肩書きを手放したうえで辿り着いた、「誰といても、一人でいても、ご機嫌でいられる」ための方法論をまとめている。

 著者は本書のなかで、長く続けてきた会社という「評判のいいアプリ」をアンインストールし、裸の「OS(存在)」だけで生きてみることを人生最大の人体実験と位置づけているという。そのうえで、「ご機嫌」は生まれ持った才能ではなく、後天的に獲得できる「技術」であると説く。

 構成は「不機嫌のパンデミック――なぜ『スコアボード』が私たちを殺すのか」「『明らめる』技術――世界の底を知り、OS層を守り抜く」「推し活という『自己完結』のハック術――資本主義を出し抜く『利他』の力」「ご機嫌の技術――人生は上達できる」の全4章。「スコアボードを外してみよう」「他人に期待するのを諦めると楽になる」「推し活でご機嫌を自給自足できる」「人間は『利他』で幸福になる」など、日常に取り入れられる習慣が示される。

 著者の吉田尚記は1975年生まれ、東京都出身。ラジオのレギュラー番組のほか、テレビ番組やイベント司会など年間200本ほどに出演し、著書は共著を含め16冊にのぼる。近年はウェルビーイングにも関心を広げ、講演や執筆活動を展開している。2025年4月から東京大学大学院情報学環・学際情報学府・社会情報学コースに通い、2026年3月末にニッポン放送を卒業してフリーランスとして活動を開始した。

■書誌情報
『ご機嫌の技術 人生を上達させるウェルビーイングと推し活』
著者:吉田尚記
価格:1,980円(税込)
発売日:9月29日
出版社:太田出版

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