ホロライブ・鷹嶺ルイが周囲から慕われ、頼られる理由 苦労人としての“共鳴”からVTuberの道へ
ホロライブに所属するVTuber・鷹嶺ルイが、2026年12月16日にソロライブ『REBELLION』を東京ドームシティのKanadevia Hallで開催する。
ホロライブ6期生で、秘密結社holoXの幹部。周囲のメンバーからも頼られることが多いしっかり者だ。各メンバーはもとより、ファンにも安心感と信頼感を与える存在として、多くの場面で魅力を発揮してきた。
今回は、ソロライブを控えた鷹嶺ルイをさまざまな角度からまとめてみようと思う。
“バリキャリウーマン”からVTuberの道へ ホロライブへ向かったキッカケ
鷹嶺ルイは、2021年11月27日にYouTubeで初配信を行い、ホロライブ6期生・秘密結社holoXの一員としてデビューした。
薄ピンク色のショートカットに、赤黒のマント、白無地のシャツ、ハイウエストなショートパンツ。アニメキャラクターらしいビジュアルだが、どことなく漂う“キャリアウーマン"”デキる女性”を思わせる雰囲気は、彼女自身の過去に基づいているのではないだろうか。
というのも、じつは鷹嶺は、かつてブラックな職場環境の会社に勤め、営業職として成績ナンバーワンを記録していた、バリバリのビジネスウーマンだったという(本人談)。
周囲の人とのコミュニケーションをまったく苦にしないうえ、海外在住の経験から英語とタイ語も少し話せる。その経験はホロライブに加入してからも活きており、海外在住のホロライブメンバーとも交流するなど、持ち前のスキルを遺憾なく発揮している。
そのブラックな会社員時代からゲームやアイドルなどが好きで追いかけており、そのなかでホロライブも応援、とくに宝鐘マリンのファンだったという。ホロライブに入ろうと思った動機も、同じくブラック企業に勤めていたことを話す宝鐘の配信を見て、似た境遇だった人物が楽しく活動している姿に大いに勇気をもらったからだと振り返っている。
デビュー後もその愛情は薄れることなく、大型フェスの最中にステッカーの裏に直筆サインをもらおうとしたほか、イベントの途中にもかかわらず宝鐘のパネルを頑張って撮影していたと、宝鐘本人の口から後輩の愛くるしい姿が語られたこともあった。
一方で、こうしたリスペクトをエンタメに繋げていく腕もある。コラボ配信などで交流するとき、鷹嶺が自分のファンだと知っている宝鐘が細かくイジると、鷹嶺は容赦のない切り返しで応酬し、宝鐘やリスナーの想像を超えるやり取りを見せてくれる。宝鐘マリンの芸風をファン視点でしっかり楽しんできた鷹嶺ならではの掛け合いで、リスナーを楽しませる。宝鐘マリンのことをイジれる度胸も含めて、彼女だからこそできることだろう。
彼女の歩みを振り返っていくと、デビュー以前からホロライブを楽しく見ていた経験も相まって、ごく自然にホロライブの輪へ馴染んでいった印象がある。
ボケ役が多いと言われるホロライブにおいて、鷹嶺は大神ミオ、大空スバル、常闇トワと並ぶツッコミ役としても知られている。笑いのツボがやや浅く、会話を横で聞きながら笑って配信を盛り上げる役にも回れるうえ、しっかり者として先輩・後輩のことを手厚くサポートすることもできる。そんな希少なメンバーとして、さまざまな場に呼ばれているようだ。
実際、コラボ配信や公式配信のゲスト、他コンテンツとのコラボレーションなど、オフィシャルな場に呼ばれる場面も自然と増えている。彼女について話す先輩・後輩メンバーの口ぶりからも、頼れる存在として一目置かれていることがうかがえる。
「鷹嶺ルイを呼べば、オールマイティな存在感とトークで配信をより面白くしてくれる」。彼女と関わるうちに、そんなイメージが自然と形作られていったのだろう。