カズチャンネル、相次ぐ個人情報の漏えいに警鐘 リスクと対策の細やかな解説に視聴者から感謝の声

 ガジェット系YouTuberのカズチャンネルが10月8日、「【問題】情報流出が止まらない」と題した動画を公開し、個人情報のセキュリティ管理に警鐘を鳴らした。

 冒頭、直近の事例を挙げながら、個人情報の漏えいが相次いでいることを伝えるカズ。企業の個人情報管理が徹底されなければならないのは当然だが、それでは個々人に問題がないのか。多くの人が数多くのサービスに登録しているなかで、カズは自身で「ID・パスワードを守る」ことの大切さをあらためて伝えたいという。

 カズはポイントを3つに絞って解説。パスワードは使いまわさない、2段階認証をする、詐欺メールのリンクからログインしない。カズはすべてのポイントに対して「当たり前のこと」としつつ、「偉そうに言っていて、自分もできていないことがある」という。

 カズは1983年生まれの43歳。若い頃からネットに親しんでいる世代だが、その親世代となると「95%はできていないから、息子、娘が何とかするしかない」と力を込める。IDとパスワードを使いまわしていると、当然ながら、一件の流出でGoogle、Apple、Amazonに楽天、各種SNSなど、全てのサービスに入り放題になってしまい、取り返しのつかない被害を受ける可能性がある。他人に推測されにくく、ツールなどで割り出しにくい、長いパスワードを使っていたとしても、これでは意味がない。

 2段階認証については、IDとパスワードがバレてしまっても、携帯電話にショートメールでパスワードが届くものが一般的だ。さらに、一定時間でパスワードが切り替わる、無料の2段階認証(2要素認証)コード生成アプリもあり、これらをうまく使っていれば、アカウント乗っ取りなどのリスクは大幅に下がる。

 そして、かなり注意する人が増えていると思いきや、カズが「周りのYouTuberはほとんどやられている」というのが、詐欺メールのリンクを踏んでしまうことだ。企業案件を装ったり、既存のサービスの公式アカウントに酷似したメールアドレスから緊急性が高そうなメールが来ると、ついリンクをクリックしてしまう人は少なくない。たとえば、そのリンクからGoogleアカウントにログインしてしまえば、堅牢なパスワードも2段階認証も関係なく、紐づいた多くのサービスで乗っ取りの被害を受けてしまうのだ。

 それではパスワードはどう管理すればいいのか。カズは代表的な例として、主にブラウザ「Chrome」に紐づいたGoogleのパスワード管理、iPhoneやMacで使えるAppleのパスワード、世界的に有名なパスワードマネージャー「1Password」などの活用を勧める。それぞれのメリットや使い勝手についても細かく解説されているので、「自分は大丈夫」と思ってしまう人ほど、あらためてチェックしてみるといいかもしれない。

 今回の動画には、「ご丁寧な解説ありがとうございました」「これ何千回も言われてるのにマジで誰も聞かないんすよね…」「AIが発達してきてるからこそ怖いよなー」など、感謝と共感の声が集まっている。

【問題】情報流出が止まらない

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