元AKB48の鈴木優香が2025年10月2日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で現地出身の母親とともに中国・北京を観光し、その中でバンジージャンプに挑戦する場面があった。

　鈴木は2019年10月にAKB48のチーム8に加入し、2021年9月に同グループを卒業。現在はグラビアアイドルのほか、YouTuberとしても活動し、公式チャンネルの登録者数は53.1万人超に達する。

　「母との北京旅行7泊8日、標高1000mの山でなぜかバンジージャンプさせられて…」と題した動画は、先日誕生日を迎えた鈴木が母親にお祝いしてもらうために北京へ渡航するという内容だ。北京空港に到着すると、待ち構えていた実母と合流。母が「ゆーかー！」とうれしそうに呼びかけると、鈴木も「ママいたー！」と無邪気な笑みを浮かべる。久しぶりの再会に2人は手を取り合って喜びを分かち合っていた。

　実家で一泊した翌日には母親とともに、北京西南部に位置する景勝地「十渡」を訪問。様々なアクティビティに興じる中で、ガラス張りの吊り橋を発見した。物怖じせずに渡り始めた鈴木は「お～、すごい！」と歓声を上げ、「下を見るとめちゃくちゃ高いのがわかりますね。落ちたら怖そう」と確かな足取りで冷静に感想を伝える。「怖いよ…」とつぶやく母とは対照的に、「楽しい！」と身体をくるっと回転させる鈴木。「後ろでママが怯えています。怖いのはダメらしい。これは遺伝じゃなかったですね。私はこういうスリル満点なことは大好きです」と声を弾ませながら、上機嫌に空中散策をエンジョイした。

　そんな高所が得意な彼女に試練の時がやってくる。遠くに見えるバンジージャンプを前に鈴木は「あれに連れて行かされるわけじゃないよね？…さすがに。誕生日旅行だもんね」と訝しむ。しかし、バンジーを近くで観たいという母の口車に乗せられて移動。促されるままに謎の書面にサインさせられ、それがバンジーの同意書だと気付いた頃には時すでに遅し。まんまと母の策略にハマった鈴木は、ロープを括りつけられて渓谷にかかる橋の上に立たされた。

　ガラスの吊り橋で見せた余裕綽々な態度とは打って変わり、鈴木は「ちょっと待って、ちょっと待って。無理無理無理！」と拒絶反応を示す。「ママ、無理かもー！」と叫ぶと、遠くでカメラを回しながら見守る母は「いいよ！大丈夫よ！バーン終わり！早く優香！」と容赦なく促した。そして係員に背中を押されてダイブ。「あ～～！」と絶叫しながら真っ逆さまに落ちていき「一生飛ばない…」「誕生日旅行じゃないの、これ？」「騙された」と珍しく泣き言を言っていた。

　母からのスリリングなサプライズプレゼントを満喫（？）した鈴木に対し、コメント欄には「バンジーというより突き落とされてて草」「バンジーのときのお母さんの掛け声、最近で一番笑えました」「優香ちゃんの素の部分がいっぱい見れてちょっとお得な動画でした」などの声が寄せられている。