元AKB48の鈴木優香が、東京発-大阪行の完全個室型高速バス「ドリームスリーパー」で車中泊する模様を自身のYouTubeで公開した。

　鈴木は2019年10月にAKB48のチーム8に加入し、2021年9月に同グループを卒業。現在はグラビアアイドルのほか、過去の動画内で“24歳女子高生”を自称するYouTuberとしても活動し、公式チャンネルの登録者数は24万人超に達する。

　2024年10月5日に公開した「【東京→大阪】完全個室の夜行バスに初めて乗車、こんなはずじゃなかった…」と題した動画で鈴木は、チェック柄のパフスリーブ半袖シャツにミニスカートという服装で、東京・新宿の高速バスターミナル「バスタ新宿」へやってきた。時刻は22時半過ぎ。普段は自身のYouTubeチャンネルで実父から購入した「日産 NV100クリッパー」で地方へ遠征したり、車中泊する動画を度々投稿しているが、今回は「今から大阪に行くんですけど、ドリームスリーパーという夜行バスに乗って行ってみたいと思います」と説明した。

　「ドリームスリーパー」は、心地良い眠りと上質なリラクゼーションを提供することをメインコンセプトとした、「走るホテル」と呼ばれる完全個室型高速バス。公式HPによれば、同高速バスの価格は、運賃・座席料金合わせて片道1万8000円～2万円。鈴木は「新幹線よりも高くて。しかも予約が全然取れなくて」と言い、どんなバスなのか期待に胸を膨らませながら乗車した。

　鈴木は、NASA考案の「ゼログラビティ」理論を取り入れた電動リクライニングシートでくつろぎながら、バスタ新宿の待合室にあったコンビニで購入したというじゃがりこをつまみに缶ビールを飲み、「人に運転してもらうのが久々なので、快適です」と喜ぶ。東名高速に突入すれば、窓を流れる景色を見ながら「高速バスは背が高いので、いつもと景色が違って楽しい」と声を弾ませた。なお、こうしたバス内での所感は、現場では他の乗客に配慮して声を発せないためか、編集によって後付けされたナレーションによって示されていた。

　パウダールームで歯を磨いた後、ホットアイマスクをして就寝。5時間ほど熟睡し、目を覚ましてカーテンを開けると、あさぼらけの空の下、どこまでも田んぼが続く田舎の風景が広がっていた。「朝風呂派なので、持ってきたボディシートで洗車をします」と腕や首、脚を拭き、備品の毛布を畳めば準備万端。あとは大阪駅への到着を待つだけだ。しかし、そんな折に「帰り支度をしてて気付いたんですけど、こんなところにパジャマがありました」と今更寝間着を発見。「勿体ないので、記念に来てみようと思います」と言い、到着直前で着用して、カメラに向かって記念のピースサインを決めていた。

　大阪駅に到着してバスから降りた鈴木は「ちょっとバス酔いしちゃいました」としつつ、「でも、普通の夜行バスと比べたらめちゃくちゃ良くて。バスのなかの最上級」「すごいいい体験になりました」と満足げな表情を浮かべる。そして、大阪遠征の目的であるユニバーサルスタジオジャパンへ一人向かって行った。

　このように、豪華な夜行バスでの旅をマイペースにエンジョイした鈴木に対し、コメント欄には「最後のパジャマ姿可愛いすぎる」「パジャマ早く気づけば良かったですね～」「この娘は天然なのか？癒し系すぎるｗ」などの声が寄せられていた。