タレントの井上咲良が、2024年10月2日に自身のYouTubeチャンネル「井上 咲楽 Sakura Inoue」（チャンネル登録者数 12.9万人）を更新。実家で晩酌しながらご飯を作る動画を投稿した。

　井上の実家は、栃木県芳賀郡益子町にある一軒家。緑豊かな自然のなかに建っており、広い縁側にリビングが続く。木造の古民家のような雰囲気で、自然の優しさ溢れる家となっている。

　実家に帰ると、キッチンに立つ父の姿が。父は自分で小物などを作るのが好きなようで、動画では木で作ったスプーンに蜜蝋を塗っているシーンが写る。なかでも井上が興味を示したのは“ククサ”という北欧発祥の木製マグカップだ。父が「お酒入れたりコーヒー入れたりして（飲む）」と言うと、井上は「いいね」「そのコップほしい」「それ私作ったら買うよ！」と、絶賛。親子の仲睦まじいやり取りが見られた。

　料理を作る前に、ひとまず乾杯することに。両親と井上の3人で「おつかれ～」と仲良く乾杯し、晩酌タイムが始まる。「すっきりするね、お酒飲むと」「1日が終わったなって感じするわ」と、家族との晩酌で心身ともにリラックスしているようだ。

　YouTube活動について母は「咲良も色々指導受けるんだ」と言うと、井上は「ライスペーパーくっついちゃうな～とか言ったら、（動画を）観てる人が『それはこういう風にやるとくっつきづらくなりますよ』とか教えてくれる」「人生の先輩だね」と、コメント欄を参考にして、アドバイスを受け入れていることを明かした。母も「そういうのは素直に受け止めたほうがいいよ」と、井上の対応に優しく声をかけた。

　砂肝の調理には「このヘラ使いやすい！」と、父お手製のヘラが役に立ったようだ。そんな声を聞きつけ、父はキッチンに近づいてきて「あ、ほんと」と確認する姿を見せた。ついでに調理中の砂肝を食べようとしている父を見て、井上と母が思わず「ネジ（愛猫）と一緒じゃん、後ろでつまもうとしてさ」「（父がリビングにいる様子を見て）台所から追い出されて1人で座椅子（笑）」と笑い合い、仲の良さを見せた。

　料理が出来上がり、同じ食卓を囲んで「手はお膝。いただきまーす！」と食事開始。妹が「鮭のやつ美味しかった！」と言うと、井上は嬉しそうに「ありがとう！」と返した。こういった「美味しかった」や「ありがとう」を家族間で当たり前に伝えられているのが、井上の家族仲の良さを自然と際立たせている。

　井上のチャンネルでは、YouTubeらしい企画動画というよりは、何気ない日々の日常を自然に動画に収めているという印象だ。そんな飾らない動画を見た視聴者は「ほんとに理想」「こんな家族最高すぎる！」「普段のまんまなんだろうなぁ」「仲良いの見ててすごく伝わる」と、仲睦まじい様子に癒されたり、羨望の声で溢れていた。等身大の井上に迫れるYouTubeチャンネル。今後も多くの視聴者を癒すような日常を見せてくれるだろう。