SamsungはMWC（モバイル・ワールド・コングレス）のイベントにあわせ、新型ノートパソコン「Galaxy Book2 Pro」「Galaxy Book2 Pro 360」の2モデルを発表した。後者はタブレットとしても利用でき、スタイラス「Sペン」に対応した注目のモデルだ。

　Galaxy Book2 Pro／Pro 360は13.3インチ／15.6インチディスプレイを搭載した、ノートパソコン。Galaxy Book2 Pro 360はディスプレイを360度回転させて、タブレットとしても利用できる2in1タイプの製品だ。両モデルに搭載された有機ELディスプレイは輝度が500ニトへと向上しており、直射日光がさす明るい屋外でも利用しやすくなっている。

　Sペンによる書き込みへの対応も、Galaxy Book2 Pro 360の特徴だ。会議の内容を手書きでメモしたり、あるいはデザインのアイディアをスケッチとして残すこともできる。

　Galaxy Book2 Pro／Pro 360の両機種とも、Intelの最新プロセッサ「第12世代Core」を搭載し、Windows 11をプリインストール。Galaxy Book2 Proの15.6インチモデルではGPUに「Intel Arc」を搭載し高いグラフィックス性能を実現し、5G通信に対応したモデルも用意されている。

　Galaxy Book2 Proの海外価格は1049.99ドル（約12万円）から、Galaxy Book2 Pro 360の価格は1249.99ドル（14万円）から。発売は4月を予定している。最新スペックと明るい有機ELディスプレイを最新スペックでまとめた新型Galaxy Book2シリーズは、日本への投入が待望される新型ノートパソコンといえそうだ。

（画像＝Samsungより）