3Dプリンターを使ったDIYを得意とするYouTubeチャンネル、CASS Designsが、ゲームボーイアドバンス（GBA）SP型のSwitchドックを作成した。

　このチャンネルでは以前にも、人気アニメ『Adventure Time』に登場するキャラクター、BMO（ビーモ）のSwitchドックを作成している。しかし本体の角度を調整する方法がなく、GBA SPなら角度の調整が可能だと考えたという。

　同氏はまず、Switchドック用の設計図を作成した。十字キーや各ボタンは機能しないものの、再現性を高めるためにデザインされている。これを3Dプリンターに通すと、細部まで見事に再現された巨大GBA SPのパーツが出来上がった。作成されたパーツをヤスリで研磨したあと、同氏がかつて愛用していたデバイスと同じコバルトブルーに塗装した。

　完成したドックにSwitchをはめ込むと、設計通りぴったりに収まった。左右のジョイコンを外せば、一見GBA SPに見える。本体下部は取り外しが可能で、内部には8つのカートリッジと、ジョイコンが収納できるスペースが用意されている。スタンドの位置を調整するためのストッパーもあり、画面の角度を細かく調節することが可能だ。またUSB-Cポートも搭載されていて、モニターやテレビへの接続もできる。

　使用しないときには折りたたんでコンパクトに収納でき、デザイン性と実用性を兼ね備えたドックとなっている。3Dプリンターを利用して、次はどんなアイテムを生み出すのだろうか。

（画像＝CASS Designs Instagramより）

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター（自称）。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.youtube.com/watch?v=mfv11T17wiY
https://www.nintendolife.com/news/2021/05/random_behold_this_awesome_game_boy_advance_sp-style_nintendo_switch_dock