ライブはいよいよ後半戦へ。最新EP『A GIRL IN THE CITY』から「LEMONADE」、「A GIRL IN THE CITY」を。観客もクラップをしながら盛り上がる。YUの「続いてこの曲をお届けしましょう」という言葉で始まったのは、「Girlfriend」。間奏ではより一層大きな手拍子が起こり、心地よいサウンドに身を委ねる。「あっという間に時間が来てしまったんですけれども、今日は楽しんでくれましたか？　これからも僕ら、ツアー始まったばかりということで、来れる方はまたどこかで遊びにきてください。ありがとうございました」と、「Freaky boy」を演奏する。少人数の親密な空間だったが、盛り上げるところではしっかりと盛り上げる。そして、4人のメンバーと観客全員で写真撮影をして、エクスクルーシブなライブは幕を下ろした。

　バンド活動だけでなく、ファッション、アート、そしてSpotifyを始めとしたテクノロジーの活用など、カルチャー全般に精通するI Don't Like Mondays.。実に“今っぽい”バンドだ。これからも、彼らなりにテクノロジーを活用した幅広い活躍を見せてくれるに違いない。そして、彼らの活動スタイルは世界でも受け入れられていくだろう。そう確信したスペシャルライブであった。

（取材・文＝高橋梓／写真＝Masaki Sato (MOMENT TOKYO)）