朝ドラ『ブラッサム』石橋静河の幼少期役に村上蘭 426人のオーディションを経て決定

 2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で、主人公・葉野珠の幼少期を村上蘭が演じることが決定。また、櫻井剛に加えて小松與志子が脚本に参加することも発表された。

 本作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。主演を石橋静河が務め、珠の父・葉野清治役を渡部篤郎、珠の継母・葉野リョウ役を国仲涼子が演じる。

 明治30年(1897年)、山口県岩国に生まれた珠。実母は2歳の時に亡くなり、父と継母によって育てられた。女学校卒業後に代用教員として働き始めるが、解雇されて故郷を追われることに。親戚を頼って上京した珠は、幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から作家の道を切り開いていく。しかし、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産や借金など、激動の時代の中でさまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、才能を開花させていく。

 村上が演じるのは、幼少期の葉野珠。葉野家の長女で、山口県岩国の尋常小学校に通う“読み物”が大好きな女の子という役どころ。426人が参加したオーディションを経て決定した。

 出演にあたり、村上は「『ブラッサム』に出会えてとても嬉しい気持ちです。その喜びと、主人公・葉野珠の幼少期という責任感を持ち、石橋静河さんにしっかり繋げられるように頑張ります!」と意気込みを語っている。

 また、脚本に新たに加わる小松は、大阪市生まれで青山学院大学卒業。日本シナリオ作家協会会員で、映画、テレビ、ラジオ、戯曲と幅広い分野で脚本を手がけている。主な作品に、NHKテレビドラマ『全力離婚相談』『そろばん侍 風の市兵衛』『うつ病九段』、映画『宣戦布告』、戯曲『山本周五郎の妻』などがある。

 本作への参加にあたり、小松は「宇野千代さんをモデルに、葉野珠が生きていくドラマ『ブラッサム』、私もお手伝いさせて頂くことになり、物書きの偉大な先輩を脚本に書くことの楽しみと緊張感でいっぱいです。皆さんに、楽しんで頂けるドラマになりますよう、パワー全開で頑張ってまいります」とコメントを寄せた。

コメント

村上蘭(葉野珠(幼少期)役)

私は朝ドラに出ることが大きな目標でした。オーディションの結果が出た時は家族と抱き合って喜びました。
「ブラッサム」に出会えてとても嬉しい気持ちです。
その喜びと、主人公・葉野珠の幼少期という責任感を持ち、石橋静河さんにしっかり繋げられるように頑張ります!
珠ちゃんが家族と向き合う様子を、みなさんも一緒に見守ってください。
よろしくお願いします。

小松與志子(脚本)

大正から昭和へ、激動の時代を生きた小説家の宇野千代さんは、波乱の人生の苦労も悲しみも乗り越え、晩年には、人々に幸福の花びらをふりまく「花咲か婆さん」になりたいという境地に至ります。そんな宇野千代さんをモデルに、葉野珠が生きていくドラマ『ブラッサム』、私もお手伝いさせて頂くことになり、物書きの偉大な先輩を脚本に書くことの楽しみと緊張感でいっぱいです。皆さんに、楽しんで頂けるドラマになりますよう、パワー全開で頑張ってまいります。

村山峻平(制作統括)

関西近郊で撮影が快調に進んでいます。主演の石橋静河さんとチームを引っ張るのは、主人公・珠の幼 少期を演じる村上蘭さんです。2人は仲良しで、何より共通しているのは、その瞳力(めぢから)……! 意思のある瞳が、2人の珠に貫かれているおかげで、現場のスタッフ・共演者は、自然と力をもらっています。 そして、社会派からエンタメまで幅広い作品のキャリアを持つ脚本家・小松與志子さんがチームに加わりました。大正・昭和という“変化する時代”だからこそ、作家をはじめ、何かを表現しようとする人間のあふれ出るエネルギーを独特の感性で切り取っていただくことで、櫻井剛さんの優しいまなざしから発せられる世界観と相互作用して、すてきな物語が紡がれています。ぜひ、ご期待ください。

(左から)国仲涼子、石橋静河、渡部篤郎

■放送情報
2026年度後期 連続テレビ小説『ブラッサム』
NHKにて、2026年秋放送開始予定
出演:石橋静河、加賀まりこ、松たか子ほか
作:櫻井剛、小松與志子
制作統括:村山峻平、櫻井壮一
プロデューサー:大野陽平
演出:盆子原誠、中泉慧、押田友太、佐藤玲衣、田中陽児、野田雄介
写真提供=NHK

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