9月27日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されるジム・カヴィーゼル主演映画『サウンド・オブ・フリーダム』の予告編と場面写真が公開された。

　本作は、児童誘拐、人身売買、性的虐待といった国際的性犯罪の犠牲となった少年少女を救い出そうとした実在の捜査官ティム・バラードの戦いをもとにした社会派サスペンス。本作の全世界累計興収は2億5千万ドルを突破し、2023年全米映画興収トップ10にもランクインを果たした。

　監督を務めたのは、アレハンドロ・モンテベルデ。モンテベルデは、ロッド・バールと共同脚本も手がけ、児童ポルノ犯罪の非道さと闇に真正面から迫った。

　捜査官ティム役で主演を務めたのは、『パッション』でイエス・キリスト役を演じたジム・カヴィーゼル。カヴィーゼルはティム本人の職務に同行して役作りに励み、格闘アクションも披露。本作を「これまでの俳優人生において“最高の映画”のひとつです」と公言している。さらに、『誘惑のアフロディーナ』でアカデミー賞 助演女優賞を受賞したミラ・ソルヴィノが主人公を支える妻キャサリン役を務め、『ジョーカー』『リンカーン』などで知られるビル・キャンプも出演している。

　米国土安全保障省の捜査官ティム（ジム・カヴィーゼル）は、性犯罪組織に誘拐された少年少女を追跡捜査していた。上司から特別に捜査許可をもらった彼は事件の温床となっている南米コロンビアに単身潜入し、訳ありの前科者、資金提供を申し出た資産家、さらに地元警察と手を組み、大規模なおとり作戦を計画する。やがてティムは一人の人間として尊い命を救うため、自らの命をかけた壮絶な戦いに挑んでいく。

　公開された予告編は、「子供は5歳なら、1日5〜10回は売れる」というセリフで幕を開ける。米国土安全保障省の捜査官であるティムは性犯罪根絶を目指し小児性愛者を捕まえるため、危険な闇の組織に近づいていく。犯罪者に連れ去られた少女の叫び、姉の救出を求めるその弟の無垢な瞳、そして犯罪者たちの恐ろしい笑み。子供たちの“自由を求める音”＝サウンド・オブ・フリーダムを頼りに、ティムは危険なミッションに挑んでいく。

　あわせて公開された場面写真には、さらわれた少女の弟と、姉を助け出すことを誓うティムの姿、犯罪に巻き込まれバラバラになってしまった家族、そしてティムが性犯罪組織に近づく作戦途中の一場面などが写し出されている。

■公開情報
『サウンド・オブ・フリーダム』
9月27日（金）より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開
出演：ジム・カヴィーゼル、ミラ・ソルヴィーノ、ビル・キャンプ
監督：アレハンドロ・モンテベルデ
共同脚本：ロッド・バール、アレハンドロ・モンテベルデ
製作：エドゥアルド・ベラステーギ
撮影：ゴルカ・ゴメス・アンドリュー
音楽：ハビエル・ナヴァレテ
編集：ブライアン・スコフィールド
配給：ハーク
配給協力：FLICKK
2023年／アメリカ／英語、スペイン語／131分／カラー／5.1chデジタル／スコープサイズ
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公式サイト：www.hark3.com/freedom