押井守の映画連載が書籍化『裏切り御免!』刊行へ 『インセプション』『ファイト・クラブ』など全24作品を独自解読

 映画監督・押井守の連載を書籍化した『裏切り御免!』が、12月7日に株式会社ムービーウォーカーより発売される。

 本書は、MOVIE WALKER PRESSで連載された「裏切り映画の愉しみ方」およびTV Bros.(東京ニュース通信社)での連載に加筆・再編集を加えて書籍化したもの。「Aだと思っていたら実はBやMやZだった」と“裏切られた”作品について押井守がひも解き、独自の視点から映画の愉しみ方を語る一冊となっている。

 収録されるのは、『インセプション』などの大作から知られざるカルト映画、押井の幼少期の“記憶”に基づく作品まで全24作品。『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(三池崇史監督)、『殺しが静かにやって来る』(セルジオ・コルブッチ監督)、『サイン』(M・ナイト・シャマラン監督)、『殺しの烙印』(鈴木清順監督)、『ファイト・クラブ』(デヴィッド・フィンチャー監督)、『鳥』(アルフレッド・ヒッチコック監督)、『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)、『メッセージ』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)、『パルプ・フィクション』(クエンティン・タランティーノ監督)、『散歩する侵略者』(黒沢清監督)などが取り上げられる。

 表紙には皮のような手触りの蛍光イエローの特殊紙を使用。『ヴァージン・パンク』『A KITE』で知られるアニメーター・監督の梅津泰臣による描き下ろしイラストを挿絵として収録する。構成・文は映画ライターの渡辺麻紀が担当した。

 押井守は1951年生まれ、東京都出身。『うる星やつら オンリー・ユー』(83)で劇場映画監督デビュー。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)で世界的な注目を集め、国内外のクリエイターに影響を与えた。代表作に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)、『機動警察パトレイバー the Movie』(89)、『アヴァロン』(01)などがある。最新作は「装甲騎兵ボトムズ」シリーズ完全新作となる『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(ヘクセ)』。

 また発売を記念し、ジュンク堂書店 池袋本店にてトークイベントの開催も決定している。構成を担当した渡辺麻紀とともに、新たな映画の“裏切り”について語る。

■イベント情報
『裏切り御免!』発売記念イベント
日時:12月8日 18:30開始
会場:ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区南池袋2丁目15−5)

■書誌情報
『裏切り御免!』
著者:押井守
構成・文:渡辺麻紀
価格:3,300円(税込)
発売日:12月7日
仕様:A5変形(138×210mm)/320P
発行:株式会社ムービーウォーカー
発売:株式会社KADOKAWA

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