光遺伝学のカール・ダイセロスがノーベル賞受賞 邦訳書『「こころ」はどうやって壊れるのか』増刷決定

 2026年のノーベル生理学・医学賞を受賞したスタンフォード大学のカール・ダイセロス(Prof. Karl Deisseroth)の著書『「こころ」はどうやって壊れるのか――最新「光遺伝学」と人間の脳の物語』(光文社)の増刷が決定した。

 本書は、ダイセロスによる一般読者向けの著作で、大田直子訳により2023年1月に光文社から刊行された。米国版タイトルは『PROJECTIONS』、英国版タイトルは『CONNECTIONS』。日本語版には、ダイセロス教授と共同研究を行っている東京大学・先端科学技術研究センターの加藤英明教授による「解説」も収録されている。

 ダイセロスは、今回の受賞理由ともなった光遺伝学の技術をはじめ、神経科学における数々のイノベーションを成し遂げてきた研究者であり、実際に患者を診察・治療する精神科医でもある。本書は、ダイセロスが精神科医として出会った患者たちの症例について温かな視点で解説しながら、光遺伝学を含む最新科学によってその病理を解明・治療する可能性を示した一冊となっている。

 光文社翻訳チームは、ダイセロスのノーベル賞受賞を見据えて本作の版権を取得し日本語版を刊行したといい、受賞を機に増刷が決定した。

■書誌情報
『「こころ」はどうやって壊れるのか――最新「光遺伝学」と人間の脳の物語』
著者:カール・ダイセロス
訳者:大田直子
解説:加藤英明
発売日:2023年1月
出版社:光文社

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