『ちいかわ』衝撃展開のゆくえは? 助けた星の力で資格ゲットも焦るシーサーにファンハラハラ……

 SNS上で連載されている漫画『ちいかわ』。2026年9月中旬頃から投稿されているエピソードの主役はシーサーであり、その内容が話題を呼んでいる。本稿ではその一部を振り返りたい。

 アルバイト先のラーメン店「郎」で働くなか、ミスをしてしまい落ち込むシーサー。夜遅くまで「お酒」の資格を取得するため勉強に励むなか、疲労が溜まっていたことが仕事のミスにつながっているらしい。そんなシーサーであったが、ある日ツタに絡まった「星」を助けることになる。

 星を助けた後も仕事でのミスが続き、心身ともに疲弊したシーサー。だが、その夜の帰り道でシーサーは助けた星たちと再会することになる。星たちは助けてくれたお礼として、シーサーの願いを叶えてくれるという。

 シーサーは少し悩んだ末に「お酒の資格が…はやく…取れますように」とこぼす。その直後にお酒の資格を取得したことを示す、シーサー専用の免許証が降ってきたのであった。

 突如として資格を取得してしまったことに焦るシーサーであったが、星たちはすぐさま空のかなたへと帰ってしまう。いち早く免許証を返納しようと思いつつ、夜遅くまで勉強に励むも疲弊し、仕事のミスなどで悩む日々から解放されるかもしれないと思うシーサー。果たしてシーサーの運命はいかにーー。

 シーサーといえば天真爛漫なキャラクターとして知られているが、今回の件と同様に、これまでも苦労をしている一面が描かれたことがあった。そのひとつがスーパーアルバイターが廃止される噂が流れたときだ。

 とある喫茶店で働いていたスーパーアルバイターが突如としてキメラ化したことをきっかけに、この制度がなくなってしまうという噂を耳にして落ち込むシーサー。噂を気にして一層お酒の勉強に励むシーサーは体調を崩してしまう。

 ちいかわたちの看病を受けたシーサーであったが、草むしり検定の取得に励むちいかわの姿を見て「諦めるのは…(くやシーサー)」と決意を新たにして、再びお酒の勉強に励むのであった。

 スーパーアルバイターとして「郎」で働きながら、お酒の資格取得を目指すシーサーの報われる姿を見れる日はやってくるのかーー。その答えは定かではないが『ちいかわ』のあたたかさは資格取得に励むシーサーを見守る存在が描かれることにあると感じる。その1人が「郎」で働く鎧さんだ。

 前述したスーパーアルバイター廃止の噂が流れた際にも「郎」の鎧さんはシーサーの不安の声を聞きながら、仕事の後の一杯を交わした。現にシーサーは鎧さんを「お師匠」と慕っていたりなど、2人の絆はたしかなものであるはずだ。

 またシーサーをあたたかく見守る存在として、くりまんじゅうも欠かせないと考える。くりまんじゅうはシーサーが取得を目指すお酒の資格を取得しており、シーサーにとって先輩と捉えることのできる存在であろう。2人が交流している様子はもちろんのこと、くりまんじゅうが勉強に励むシーサーを見守る描写も存在しており、現に『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』でも2人の交流にスポットライトが当てられるシーンが存在している。

 ファンシーな画風とは対照的に、まるで現実世界のようなシビアさも描かれる『ちいかわ』。「郎」の鎧さんやくりまんじゅうにも注目しながら、奮闘するシーサーを見守りたい。

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