『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』新予告&メインビジュアル 岡田准一がピアノ練習の裏話語る
12月25日に公開される映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の新予告とメインビジュアルが公開された。
本作は、1963年に全米ビルボードチャートで3週連続1位を記録した「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」の誕生秘話を、事実に基づくフィクションとして描くエンターテインメント作品。作曲家・中村八大を岡田准一、作詞家・永六輔を松坂桃李、歌手・坂本九を仲野太賀がそれぞれ演じる。『護られなかった者たちへ』『ラーゲリより愛を込めて』の瀬々敬久が監督を務めた。
本作は10月26日に開幕した「第39回東京国際映画祭」のオープニング作品に選出され、アジア最速上映に先駆けて舞台挨拶が実施された。TOHOシネマズ 日比谷で行われた回には、岡田、松坂、清野菜名、瀬々監督が登壇した。
完成した作品を観た感想として、岡田は「映画としての面白さが詰まった作品になった」、松坂は「映画館で観るべき作品ができた。ぜひ耳でも目でも体全体で本作を体感して最後まで楽しんでもらいたい」と語った。脚本を読んだ感想については、岡田が「いろいろな方の人生が描かれていて、3人のやり取りのうまさを感じた」、松坂が「登場人物の青春を俯瞰で観ているような感覚」、清野が「実在の方を演じるのは責任を強く感じたけれど、岡田さんがピアノを演じるシーンがたくさんあることがわかっていたので楽しみでした」とそれぞれ述べた。
見どころの一つであるピアノ演奏について、岡田は「母がピアノの先生をやっていたので、母のためにもこの役をやりたい、母に観てもらいたいと思っていた。昔はあんなにピアノを練習するのが嫌だったのに、今ピアノに向き合うのが子供のころの自分を思い出すようで楽しくなった」とコメント。さらに「撮影前にスタッフに呼ばれて、音楽を作っていく作業から入らせてもらった。V6だったからライブを作っていたりもしたので。役作りにとっても中村八大さんがどのような音作りにしたのかは大事だな、と思っていたのでそれができて嬉しかった」と、3カ月以上に及ぶ練習の裏話を明かした。
永六輔を演じる松坂は「参考にしすぎるのもよくないとは思っていた。いろいろな側面を持っている方というのを理解したうえで、ものすごく言葉を愛し、大事にして真摯に向き合った人だということを念頭に置いていた」と役作りの難しさを語った。八大の妻を演じた清野は「八大さん自身のことが大好きなのはもちろんなのですが、音楽家の中村八大さんのことも本当に大好きで。だからこそ葛藤はあるけれど、どんな時でも覚悟を決めて受け止めるという気持ちで撮影に臨んだ。今思い出すだけでも演奏シーンは鳥肌がたつ」と述べた。
印象に残っている音楽シーンについて、瀬々監督と清野はラストコンサートの場面を挙げた。松坂は「八大さんと九ちゃんが最初に出会うところが好き。二人が本当に初めて出会った感じで、何が来るかわからない、歌ができてく瞬間が目に見える、どんどん混ざり合っていく感じがすごくよかった」と語った。岡田は「歌手として現在活躍されている大森元貴さんや幾田りらさんが参加されることで、昔の名歌手の方を今にもってきてくれる説得力と、その中で仲野太賀君が『ヨイトマケの唄』を歌うシーンでずるいな、というくらい僕は泣いた」とコメントした。
公開された新予告では、様々な出会いの果てに“689トリオ”が生まれた瞬間や、「上を向いて歩こう」が誕生する秘話など、戦後の混沌に包まれた時代を音楽と言葉の力で切り拓いた男たちの姿が描かれている。世界中を熱狂させた裏にある彼らの葛藤や涙、そしてそれを支えた女性たちの姿が、90秒の映像に収められている。
メインビジュアルには、“689トリオ”に加え、作品を彩るキャストが集結している。
■公開情報
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
12月25日(金)全国公開
出演:岡田准一、松坂桃李、仲野太賀、清野菜名、上白石萌音、吉岡里帆、大森元貴、前野朋哉、仲里依紗、幾田りら、戸塚純貴、八木莉可子、こがけん、土屋太鳳、阿部寛、薬師丸ひろ子
監督:瀬々敬久
脚本:港岳彦
音楽監督・音楽:岩崎太整
音楽:林正樹
配給:東宝
©「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会
公式サイト:https://sukiyaki.toho-movie.jp/
公式X(旧Twitter):https://x.com/sukiyaki__movie