9月30日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。制作統括・小林大児のコメントが寄せられた。

　本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣ける朗らかな50年の物語。主人公・暢子を黒島結菜が演じたほか、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、前田公輝、山田裕貴、仲間由紀恵らがキャストに名を連ねた。

　全125話の平均視聴人数はNHK総合で1233.1万人、BSプレミアムで431万人を記録。平均世帯視聴率は、関東地区で15.8％、関西地区で15％、沖縄地区で18％を記録した（ビデオリサーチ社調べ）。

　放送終了に寄せて、制作統括の小林は、「本当に多くの方々に、さまざまな時間やスタイルで『ちむどんどん』をご覧頂けたこと、うれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。皆様の心のどこかに、比嘉家の面々がいつまでも残ることを願っています」と感謝の思いを述べた。

小林大児（制作統括）コメント全文

黒島さんをはじめキャストスタッフ皆様、沖縄や横浜・鶴見など各地でご協力いただいた皆様、皆様のおかげでコロナ禍にさまざまな困難を乗り越えて最後まで全力で制作を終えられたことに心から感謝します。
本当に多くの方々に、さまざまな時間やスタイルで『ちむどんどん』をご覧頂けたこと、うれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。皆様の心のどこかに、比嘉家の面々がいつまでも残ることを願っています。
最終回では、暢子とその家族親戚たち大勢がマスク無しで集まり、幸せな時間を過ごしました。ドラマでは 「202✕年」としましたが、現実の世界で、私たちの暮らしの中で、それが2023年であることを、心から祈っています。

■配信情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHKオンデマンド、NHK＋にて配信中（放送から一週間）
主演：黒島結菜
作：羽原大介
語り：ジョン・カビラ
沖縄ことば指導：藤木勇人
フードコーディネート：吉岡秀治、吉岡知子
制作統括：小林大児、藤並英樹
プロデューサー：松田恭典
展開プロデューサー：川口俊介
演出：木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供＝NHK