AAAのメンバーとして4大ドームツアーを成功させ、ソロとしても精力的に活動を続けてきた與真司郎が、カミングアウトを経た自身の半生を綴るノンフィクションエッセイ『人生そんなもん』が、2025年4月16日に発売される。

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2023年7月に同性愛者であることをファンの前で公表し、社会的なインパクトをもたらした與は、その後「ニューヨーク・タイムズ」の「2023年 世界に影響を与えた人々」に選出されるなど、国内外で大きな注目を集めた。

本書では、女性を好きになれなかった幼少期の葛藤から始まり、芸能界という競争社会での孤独、ロサンゼルスへの移住と恋愛、そして自分らしい生き方の模索まで、これまで語られてこなかった心の内を赤裸々に描いている。テキストパートでは、等身大の言葉で自身の変化と成長を綴り、読む者に「生きるとは何か」を問いかける。一方、16ページにわたる写真パートでは、肩の力を抜いたリラックスした姿を披露。先行公開された3カットからは、鍛え上げられた肉体美と共に、等身大で自然体の與の現在が垣間見える。

「ヘルシーな心は、ヘルシーな身体から」という信念のもと、日々のヨガやワークアウトを欠かさず、最近ではバドミントンにも熱中しているという。そうした日常の積み重ねが、心と身体のバランスを整え、表現者としての彼の深みに繋がっている。

『與真司郎フォトエッセイ 人生そんなもん』は、ありのままの自分を受け入れ、他者との違いを肯定しながら生きる勇気を与えてくれる一冊である。自らの人生を題材にハリウッドでドキュメンタリーを制作中の與が、その前段として放つ“等身大の宣言”。これからを生きるすべての人に寄り添うような、優しさと覚悟が詰まった作品である。

書籍情報

■タイトル：『與真司郎フォトエッセイ　人生そんなもん』
■発行：講談社
■発売日：2025年4月16日
■価格：1,980円（税込）
■仕様：四六判／160ページ
■ISBN13：978-4-06-538728-3