脳科学者で諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀が監修する『にゃんトレ 脳活にゃんこ算数ドリル』が2月16日に辰巳出版より発売される。

【写真】猫にいやされながら脳を活性化できる算数の問題とは？

　本書は500匹を超える猫の写真に癒されながら、たし算、ひき算、かけ算、わり算を基本とした算数問題に取り組める画期的な脳活ドリル。

　脳の老化の原因のひとつに「ワーキングメモリ」の機能低下が挙げられる。ワーキングメモリとは、何かの作業をするために一時的に（数秒～１分程度）情報を蓄えて記憶する能力、いわば「脳のメモ機能」のことであり、使えば使うほど性能が向上する。

　本書はでは計算トレーニングによって、ワーキングメモリを鍛えることを目的としている。計算という「作業」には、繰り上げ・繰り下げなど、一時的に「記憶」しなければならない数字がたくさんある。そのため算数ドリルはワーキングメモリを鍛えるのに最適なトレーニングなのだ。

　さらに本書は猫好きなら思わず目で追ってしまう、かわいい猫の写真が満載。物忘れが気になり始めた、猫好きシニアへのプレゼントにも最適な１冊だ。

■書籍情報
書名：『にゃんトレ 脳活にゃんこ算数ドリル』
監修：篠原菊紀（諏訪東京理科大学教授）
猫写真：小森正孝 他
発行：辰巳出版
発売日：2024年2月16日
定価：1,650円（本体1,500円+税）
体裁：B5判／112ページ／オールカラー