『舞いあがれ!』渡邉蒼が成長した朝陽くんに 『なつぞら』でも発揮した確かな演技力

『舞いあがれ!』渡邉蒼が成長した朝陽くんに

 連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)の最終週に、ヒロイン・舞(福原遥)がかつて五島で出会った少年・朝陽(幼少期:又野暁仁)が大学生になった姿で登場する。第120話に、舞が朝陽と電話で話すシーンがあり、朝陽は浪速大学で航空宇宙工学を勉強しているということが分かった。

 舞の会社「こんねくと」は、刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が「空飛ぶクルマ」を開発中の彼らの会社「ABIKILU(アビキル)」に協力しているが、空飛ぶクルマを完成させるためには人手が足りないため、舞は朝陽に興味があるか聞いてみたところ、前向きな返事があった模様。大学生になった朝陽が、どのような形でABIKILUに参加するのか、期待が高まる。

 又野から引き継いで朝陽を演じるのは、子役出身の俳優・渡邉蒼。渡邉が朝ドラに出演するのは、2019年の『なつぞら』(NHK総合)に続いて2度目となる。広瀬すずが演じたヒロイン・なつの兄・咲太郎(岡田将生)の子供時代を演じ、歌やタップダンスを披露して話題を呼んだ。

 『なつぞら』以前には、2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で、鈴木亮平が演じた西郷隆盛の子供時代を生き生きと好演して視聴者を魅了し、鈴木からも絶賛された渡邉。『なつぞら』を観た人なら納得だと思うが、渡邉は歌とダンスが得意で、小学生時代には『歌唱王 〜歌唱力日本一決定戦〜』(日本テレビ系)や、『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系)に出演して活躍した。最近も、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』(2022年)などで美声を響かせている。

 2017~2020年には、韓国の人気アーティスト、BIGBANGやBLACKPINKが所属する事務所「YG ENTERTAINMENT」の系列会社「YG ENTERTAINMENT JAPAN」に所属し、2020年には歌とダンスを学ぶため韓国へ留学した(2021年からは「ソニー・ミュージックアーティスツ」に所属)。

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