ヒロミ、自らDIYした木造船を初出航 船出の日としては「ちょっと寒過ぎる」と後悔

 タレントのヒロミが、自らDIYした木造船の初出航を報告した。

【船出航】朝イチ船で朝ご飯を食べに行ってみよう!

 ヒロミが木造船のDIYプロジェクトを、自身のYouTubeチャンネル「Hiromi factory チャンネル」で始動させたのは、2022年5月11日に公開された動画でのこと。3月31日~4月3日にかけて横浜で開催された日本最大のマリン商品の見本市「ジャパンインターナショナルボートショー2022」に訪れた際、200年あまりの歴史を誇る老舗造船所・佐野造船所が手掛けた木造の小型フィッシングボートに一目惚れ。以来、マストをペンキで塗装したり、船内に収納棚を取り付けたりする模様を動画で報せていた。

 このように着々と進められているかのように思われた木造船のDIY計画だが、7月21日公開の動画を最後に更新がストップ。気付けばマリンレジャー最盛期の夏が終わり、季節は秋へ。そんなタイミングでこのほど、突如としてプロジェクトが再始動した。

 11月6日に公開された「【船出航】朝イチ船で朝ご飯を食べに行ってみよう!」と題した動画で、朝6時に東京湾へ訪れたヒロミは、ほぼ初出航だという木造船に乗って「朝ご飯を食べに行く」と説明した。目的地は、千葉県の木更津か館山。風の具合に若干の不安を覚えつつも、操縦士として迎えた、モーターボート等の販売・修理など行う会社「イズミマリーン」のトシさんとともに大海原へと発進した。

 出航直後、ヒロミは「この船、冬場は寒いな。ちょっと寒過ぎる」とつぶやき、「寒い。風強い。波が高い。最悪の日(笑)」と早くも後悔を口にした。目的地に辿り着く前に、寄り道がてらに浦安沖で釣りをしたものの、一匹も釣れず。気を取り直して再び水上を走り出した。

 荒波を超えて、どうにかこうにか東京湾に浮かぶ人工島「風の塔」まで到着したはいいが、この時の風速は10m近く。さすがにここが引き際ということで、ヒロミは「朝ご飯を食べに行くのに無理してもしょうがないということで、断念!」と諦めた。「これはもうダメだ! 初出航にもかかわらず、もうこの船そろそろ耐えられなくなりそうなくらい海が荒れているので。戻ろう」と言い、「また天気の良い日、凪の日に行こう」とリベンジを誓っていた。

 こうして、寒さ・強風・荒波のため、散々な結果となった木造船の初航海。しかしヒロミは、その使用感を検証できただけでも「この荒れてる海の中出てきた甲斐があった」と前を向く。ぜひとも、コンディションが良い日にリベンジを果たしてもらいたい。

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