400万円で山を買ったキャンプ系YouTuberの「ソロキャンプ場製作動画」が話題に

 キャンプ系YouTuberでトップクラスの人気を誇る「CABHEY RIDE ON!!」(以下キャブヘイ)が、400万円で購入した自身の山にソロキャンプ場を製作。その動画がYouTubeで急上昇ランクに入るなど、視聴者から大きな反響が寄せられている。

 主にバイクやキャンプに関する動画をアップしているキャブヘイは、現在チャンネル登録者数130万人(※5月15日現在)を誇る。しかしながら、動画の中ではフルフェイスのヘルメットを被り、本名や年齢も非公開で謎に包まれている部分が多い。そういった意味ではしっかりと”コンテンツの面白さ”で自らの地位を獲得しているYouTuberと言っても良いだろう。

 そんなキャブヘイは400万円の山を現金一括払いで購入している。例えば、キャンプ芸人として知られるバイきんぐの西村瑞樹も群馬県に“自分の山”を購入したことを明かしているが、大のキャンプ好きならば“いつかは自分の山を”と考えるのが自然な流れなのだろうか。

400万円で買った自分の山にソロキャンプ場を作ったんだが

 5月12日に公開された「400万円で買った自分の山にソロキャンプ場を作ったんだが」と題した動画では、まさに購入した山だからこそ出来る自由度の高い企画が展開された。それはタイトルにもある通り“自分の山にソロキャンプ場”を作るといったもの。つまり拠点を作るということになるだろう。

 まずは今いる場所からキャンプ場に向かうまでの、小道を整地していくキャブヘイ。落ち葉などをきれいにしたら、拠点となる場所をスコップで掘ったりして、平に整えていく。しかし、途中でスコップが折れるというハプニングもあり、なかなかスムーズに作業は進まない。

 満身創痍になりながらも、執念で平な土地を作り上げると、キャブヘイは「これでやっとテントが建てられる…!」とうれしそうにしていた。今回の動画はここで終了してしまったが、実に続きが気になる内容でフェイドアウトしていった。ここら辺が、人気を獲得する・チャンネル登録を維持させる“上手さ”なのだろう。

 そしてやはり自分の山だからこそ、攻めた企画や自由なアイデアをそのまま動画化できる強みはあるだろう。そんな中でも、キャブヘイは居心地の良い山にするべく奮闘する様子を公開。これにより視聴者も一緒に山を作っているような感覚を楽しんでいるのだ。

 見ていて心地よく感じるのが編集の巧みさだ。恐らく長回しで撮影し、ロケに途方もない時間を費やしていることが想像できるが、編集では倍速やテロップを駆使するなど、見るものを飽きさせない工夫が随所に施されている。そういった視聴者の心を掴む、センスとサービス精神も持ち合わせているのだ。

 動画更新の頻度こそそこまで高くないが、それでも1本1本の内容でファンの心を満たしていくキャブヘイ。気になる人はぜひ、チャンネルをチェックしてみよう。

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