英会話YouTuber×ワンオクTaka、はじめ×こじはる、フィッシャーズ×尾田栄一郎……“夢の対面”叶えるYouTuberたち

 YouTubeショートを中心に人気を集める英会話系YouTuberのKevin's English Room / 掛山ケビ志郎が、憧れのONE OK ROCKのTakaと初の対面を果たした。

奇跡の対面が実現 Takaの”偶然”がYouTubeドリームを叶える

 Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎(以下Kevin's English Room)は、ケビン、かけ、やまの3人から構成されるグループYouTuber。主に日本語と英語の違いや、文化の差をYouTube上で発信している。チャンネル登録者数は125万人(2022年5月時点)と人気のあるグループで、YouTubeファンのみならず、語学学習に勤しむ人たちからも高い支持を集めている。

 そんなKevin's English RoomはONE OK ROCKのファンで、様々な楽曲を和訳し、Takaが込めた思いを自分たちなりに解釈するなど、ONE OK ROCKへの愛は強い。そして偶然その動画がTakaの目に止まり、さらに偶然が重なりその日は同じスタジオに居るとのこと。Kevin's English Roomは緊急でTakaと直接会う機会をつかんだ。

 Kevin's English Roomのメンバーは一目Takaを見かけただけで大興奮。さらにTaka自身から「歌詞の和訳をしてくれて嬉しいし、すごい的を得てるんですよ実は」と言われる。ONE OK ROCKのファンからしたら、これ以上の喜びはないだろう。

言語の壁に苦しんだ過去 両者を引き寄せた共通点

 一見アーティストとYouTuber、共通点がないように見えるが、両者にはそれぞれ第二言語習得の壁を乗り越えた共通項がある。

 Kevin's English Roomのケビンはもともとアメリカ生まれだが、日本語で“笑いを取る”ほどのレベルで話すことができる。一方、Takaは海外進出を果たした初期の頃、語学の壁を感じた経験を持つ。楽曲のクオリティは良いものの、やはり英語がうまく話せず現地で苦労するシーンも少なくなかったとのこと。

 それでも大好きな音楽を軸に独学で英語を身に着け、現在は海外で目まぐるしい活躍を見せる。今年ONE OK ROCKが発表した「Renegades」も全て英語で書かれているが、これは世界的にも有名なエド・シーランとの共作。Taka自身ケビンと似た経験があるからこそ、今回Kevin's English Roomの動画が目に止まり、対面が実現したのだろう。

 近頃多くのYouTuberがファンであることを公言し、憧れの芸能人と対面する機会が多い。はじめしゃちょー×小嶋陽菜、水溜りボンド・カンタ×UVERworld、フィッシャーズ×尾田栄一郎など他の実例も様々だ。

 ファンであることを発信し続けることで、憧れの人と対面を叶えるYouTuberたち。業界の垣根を超えた交流が持てることは、まさしく近年注目されているYouTubeドリームの一つと言っていいだろう。

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