こだわりだしたらキリがない! キーボード沼へのいざないをアナタに

「キーボード沼」へのいざない

 一度入ると抜け出せないという危険な“沼”。そんな沼がガジェット界にも存在しているのはご存じだろうか。カメラ沼、レンズ沼、マイク沼——。どれも、好きが高じてハマってしまう、いわば凝り性の究極ともいえる状況を示している。

 そんなガジェット沼のひとつに「キーボード沼」というものがある。幸いというか、不幸というか、そんな沼にハマってしまった筆者が、キーボード沼の魅力と、その沼の深淵へとご案内しよう。

そもそも、キーボードとは

 今更ながらキーボードについて軽く説明しておこう。キーボードは文字や数値を入力する入力装置のことを示していて、PCはもちろん、スマートフォンやタブレットといったさまざまなデバイスで使用されるデバイスだ。普段何気なく使用しているスマートフォンに表示される文字入力画面も、大きく分類すればキーボードのひとつなのだ。

キーボード沼 iPad
USBケーブルやBluetooth外部キーボードと接続すれば、スマートフォンやタブレットでも好みのキーボードを使用することができる。

 キーボードといっても、その種類はさまざまで、テンキーを兼ねそろえたフルサイズのものから、テンキーを排除してコンパクト化を図ったテンキーレスサイズ(通称、TKL)。日本人にはなじみ深い日本語配列に、海外ではメジャーなUS配列など、キーボードひとつとっても、種類は千差万別だ。

キーボード沼 US配列
US配列はキーの刻印はアルファベットと記号のみといったシンプルな構造で、エンターキーが長方形なのが特徴。
キーボード沼 JIS配列
一般的な日本語配列のキーボード。アルファベットのほか、かな入力用のひらがなが刻印されている。エンターキーが大きいのも特徴。

 サイズは、フルサイズを100%として、75%サイズ、60%サイズ、40%サイズといったキーのサイズに合わせた総称もあるほど、サイズの幅は大きい。ちなみにテンキーレスは80%。

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