川口春奈、『紅白歌合戦』衣装選びの様子を公開 出演者が舞台裏を公開する時代に

 2021年の大晦日、『第72回 NHK紅白歌合戦』という大舞台で、女優の川口春奈が初めての司会を務めた。自身のYouTubeチャンネルでは「紅白の衣装はこうやって選びました!」と題した動画が公開され、話題を呼んでいる。

 ステージ上を終始華やかに彩った川口。紅白のテーマも「Colorful~カラフル~」だったことから、衣装は普段、川口が着用しているものよりも色使いのあるものがセレクトされることとなった。紅白で着られる衣装は「3つ」とのことで、スタイリストと相談しながら数ある候補の中から決めていった。

 まず川口は黄色のパンツスーツ姿で紅白の舞台に登場したが、こちらはSTELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)のもの。試着して「チョーきれいだね」とその色合いを気に入った様子だ。

 2つ目の衣装は赤系の色を主体としたTOM FORD(トムフォード)のジャケット&パンツ。先ほどの黄色とは打って変わって、派手な色味ではあったが、川口が着用したことで、上品かつキュートな見栄えに。そして3つ目の衣装はVALENTINO(ヴァレンティノ)のドレス。非常に色鮮やかなドレスで、まさにカラフルというテーマにぴったりだった。

 ほかにもファンタジーな雰囲気も感じる、sacai(サカイ)の衣装に身を包む場面もあったが、川口自身も「妖精なの?」と呟いていた。どうやらこれは、12月30日に東京・東京国際フォーラムで行われたリハーサルで着用したようだ。

 今回、川口はスタイリストに対し、「ただかわいいだけでなく、“かっこいい一面”を出したい」とリクエストしていたという。その上でスタイリストは「パンツルックを多めにしたいと思っています」と衣装選びの意図を説明していた。

 それにしても1年を締めくくる一大イベント司会者の衣装フィッティングの様子を動画で見られるというのは、長い歴史を誇る番組だからこその時の流れを感じる。出演者が舞台裏を撮影し、自らで公開できる時代へと変化したのだ。

 また、過去にも川口は出演したドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)の撮影現場舞台裏を公開したことがあったが、こうした貴重な映像を楽しめるというのは、川口がYouTubeに力を注いでいる証ともいえるだろう。今後も川口のチャンネルから配信される、貴重な映像をファンは楽しみにしていよう。

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