『虹とオオカミには騙されない』11話ーー「妹みたいに思ってしまう」しゅうぞうが心を決めたのはセイラ?さくら?

『虹とオオカミには騙されない』11話レビュー

 2つの恋が大きく動き、新しい恋の予感の到来もあった今話。まずは、しゅうぞう(大平修蔵)がセイラ(安斉星来)を誘い出した太陽LINEにさくら(アリアナさくら)も加わり3人でぶどう狩りに行く。

 しゅうぞうはセイラと2ショットになると、「セイラと向き合いたいと思った」と意外な想いを口にした。2人は共同作業のリーダーを務めており、関西コレクションなどを通して自分のことよりも周囲のことばかり気遣うセイラを一番近くで見ていたしゅうぞう。ここにきて彼女の魅力に初めて気付いたと言う。

 ずっとしゅうぞうをひたむきに想い続けてきたセイラは「気持ちは変わんないよ。でもずっとオオカミだと思ってる。だから怖いかも」と正直な胸の内を明かした上でそれでも「しゅうぞうくんが幸せになれる選び方をしてほしい」とあくまで彼の気持ちを優先した。

 しゅうぞうはさくらにも「自分の気持ちはセイラにある」とはっきり伝え、「(さくらの)夢を応援する気持ちは変わらないけど、妹みたいな気持ちになっちゃう」とその心変わりを伝えた。スタジオMC陣も話していたが、恋愛とは難しいものだ。「恋愛対象として見れない」と早々に本人から伝えられたセイラは、気持ちを切り替え自分からの一方的なアプローチを辞めて、リーダー業に専念し、しゅうぞうのことを近くで見守る格好だった。その姿からしゅうぞうはセイラの人間的魅力に気づく。一方、「自分の気持ちを言葉にして伝えなきゃ」と焦るさくらは勇気を振り絞ってしゅうぞうに一途にアピールを続けていたが、「少し思い通りにならなさそうな強い女性」が好きな部分もあるのではないかと思えるしゅうぞうからすれば、その一途さにもしかすると“年下っぽさ”を感じてしまったのかもしれない。

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