『恋ステ in the Resort』第5話ーーうたなを巡ってバチバチな展開に? “ラク”か“ドキドキするか”が勝負の分かれ目に

『恋ステ in the Resort』第5話レビュー

 会えない時間に、恋の矢印が変わるというのは、『恋ステ』のお決まりでもある。とくに大きく心変わりしたのは、いっさ(上原一冴)とこうき(明石光輝)。いっさは、週の初めはあさき(榎彩咲)を想っていたものの、「恋愛的には、うたな(詩菜)なんかな……」と気付く。うたなが、こうきに想いを寄せていることを知って、心のどこかで諦めていたようだ。しかし、そのこうきも「会えない時間に冷静になって考えると、思い浮かぶのはうたな」と心変わり。いっさvsこうきの恋のバトルが幕を開けそうだ。

 さらに、「会えない1週間の間に、特別に会いに行けるチケット」が、メンバーの恋を加速させる。チケットを手にしたのは、りゅう。前回のラストデートでも、「ほかのところ行く気ない」と宣言していたとおり、ゆな(山口夢菜)の元に向かった。ゆなの地元で行う特別デートでは、水族館や古着屋、カフェに行き、ゆったりとした時間を過ごす。古着屋で、お互いに選んだ服を同じ日に着る約束をして、「俺らしか分からんやん」と微笑み合う。2人にしか分からない“秘密”が、心の距離をグッと近づけていく。そら(下田壮良)との間で揺れていたゆなだが、すっかりりゅうの虜になっているように見える。

 帰り道はりゅうが手を差し出し、自然と手を繋ぐ流れに。「手繋いでいい?」と聞かないスムーズなところも、“大人男子”の魅力である。すると、ゆなも「じゃあ5秒だけ」と腕を広げ、胸キュンの反撃を行う。高校生女子の無邪気さに、りゅうも「久しぶりに緊張したわ」とタジタジになっていた。

 そして迎えた男女11人で過ごす最後の週末。旅はあと2泊3日しかない。心変わりをしたいっさやこうきは、全力でその相手にアピールする必要がある。りゅうに想いを寄せるゆいこ(山本結子)も、ゆなと仲良くしている姿を見て、「どうしよう……」と焦りモード。こうきとえいき(鈴木栄響)の間で揺れているまほ(真穂)も、どちらかに決めなければならない時が迫っている。

 全員でバナナボートを楽しんだあとは、「男子を指名できる特別デート」を手に入れるためのゲームが行われた。好きな人がいるメンバーは、なんとしてもここで引き当てておきたいところ。だが、またしてもりゅう×ゆなが特別デート権を獲得。ここまで来ると、もはや運命の導きのように思えてくる。残されたメンバーは、いっさの「2ショット誘ってもいいですか?」という声がきっかけで、それぞれメンバーを指名していくことに。いっさは、もちろんうたなを指名。そらは、「カッコ良く誘ってね」と言われたとおり、「行こうか、らいむ」とクールにらいむを誘い出した。 

 そら&らいむの2ショットは、5歳の年の差を感じさせないリラックスした空気が流れる。最年長と最年少で、年が離れているからこそ、逆に遠慮せずに話せるのだろうか。らいむに「(前髪)上げてる方がいい」と言われ、「じゃあ、明日上げてこよ」と答えるあたり、そらが想っているのは、らいむなのかもしれない。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる