「AirPods」誕生から5年。大ヒット製品の進化を辿る

AirPods、誕生から5年の進化

次期モデルはデザイン変更?

 それでは、未来のAirPodsはどのように進化するのだろうか。現時点で近日中の登場が噂されているのは、ベーシックなAirPodsの第3世代モデルだ。リーク情報によれば、そのデザインは軸が短くなることで「AirPods Pro風」になるとされている。またタッチコントロールへと対応する一方で、ノイズキャンセリング機能は搭載されないようだ。製品の登場時期は、今年の秋が予測されている。

 上位モデルのAirPods Proでも、デザイン変更が噂されている。リーク情報が正しければ、本体から軸がなくなりよりコンパクトなデザインへと変更されるようだ。またセンサーの追加により、フィットネストラッキングが可能になるとの噂もある。製品の投入は2022年になる見込みだ。

 このように、破竹の勢いで成功を収めてきたAirPods。しかし最近は同様の機能を1万円台で実現した他社製ワイヤレスイヤホンが次々と登場しており、価格競争という意味でAirPodsは苦しい立場にある。今後もさらなる高機能化をおしすすめるのか、あるいは「AirPods SE」のような廉価版が投入されるのか、Appleの出方を見守りたい。

(画像=Apple、52Audioより)

(Source)
https://www.52audio.com/archives/74422.html
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-10-26/apple-developing-smaller-airpods-pro-revamped-entry-level-model

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