水溜りボンド・カンタ、ヒカルとの「覚悟のコラボ動画」公開 視聴者すら触れられない“暖かな叱咤激励”

見直される視聴者との心の距離

お世話になりました。

 前述したInstagramの生配信もそうだが、活動再開以降の水溜りボンドは、それまであまり語ることのなかった個人的な心情などを、カンタが動画内やSNSなどを使って、積極的に伝える姿勢に変化している。チャンネルでは現在、水溜りボンドのかつての代名詞である“毎日投稿”を1週間敢行中でもある。その中で、同じく相方が不在で1人で活動するYouTuberコンビ・みきおだのおだけいとのコラボや、おる溜りピース(おるたなChannel、スカイピースとのユニット)での視聴者に向けた真っ直ぐなメッセージソングの披露など、活動の幅も広くなってきている。

 今回の動画に対してカンタは「攻めすぎだろと思う人もいるかもしれない。その意見すらもしっかり受け止めて、ちゃんと前を向かなきゃいけないのかなと思っている」という発言や「今までだったら絶対に僕は載せられない動画でした」「トミーも、僕もここから1から走り始めたいなと思っています」という概要欄でのコメントを残しており、しっかりと問題点を意識した上で、また“水溜りボンド”としてコンビで立ち上がろうとしている。

 今回ヒカルとコラボするにあたって、水溜りボンドは“タブー”を一度なくすという選択をした上で、やれるだけのことをやろうとすることを選んだ。今回以前の動画内でも「しっかりと清算がされた上で、話がまとまらないと笑えないと思う」「やっぱり水溜りボンド面白いなって思ってもらえるような動画を始めていく」という発言がされていたように、それは有言実行の挑戦であったともいえる。

 「去年から登録者が減り続けている」ということも正直に明言した上で、「1番登録者が多かった437万人に向けて、また全力でここからYouTubeをやりたいと思う」と述べた水溜りボンドの“これから”を、この夏ぜひ目撃して欲しい。

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