Amazon開発のMMORPG『New World』オープンベータテスト実施。ゲーム業界への本格進出となるか?

Amazon開発のMMORPG、Openβ実施

グラボが故障するトラブルも

 New Worldのクローズドベータテストでは、一部のグラフィックボードが発熱して故障するというトラブルが発生した。そんなトラブルのひとつとして、ゲーム実況系YouTuberのGladdは、EVGAから購入したグラフィックボードが発熱により「フライになった」ことをツイートしている(下のツイート参照)。

 国内ゲームメディア『Game*Spark』が7月24日に公開した記事によると、以上の故障報告をうけてAmazon Gamesはメニュー画面のフレームレートに制限をかけるアップデートを実施した。さらに故障が報告されたグラフィックボードを販売するEVGAは、問題が発生したグラフィックボードの交換を約束した。こうした一連の対応により、New Worldのグラボ故障問題は収束に向かった。

 New Worldのオープンベータテストは、クローズドベータテスト段階で発生したトラブルやネガティブなレビュー内容に対応することで、よりプレイヤーを満足させるものとなるだろう。そして、同ゲームが成功すれば、対戦シューティングゲーム『Crucible』の失敗やクラウドゲームサービスのLunaの不振を乗り越えて、Amazonがゲーム業界に本格進出できるかもしれない。

トップ画像出典:New Worldのメディア資料より画像を引用

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