R藤本やゴー☆ジャス、アイデンティティなど、キャラクター芸人がYouTubeで大活躍 相性の良さの要因を探る

素の状態にもスポットが当たる事態に

 そして最近では、キャラクター芸人たちがYouTube上で活動することによって垣間見えてきた、それぞれの“素の状態”にもスポットが当たってきている。

 前述したR藤本にいたっては、YouTubeの『GuuGoo(ぐーぐう)』というチャンネル内で、同じくエヴァンゲリオン・アスカのモノマネで知られる桜・稲垣早希との素が話題を
呼んでいる。

R藤本・スタジオカドタ・虹組キララ・りかっち DB芸人が素で新年会するとどうなる⁉ 2020年もぐーぐうの家(仮)をよろしくお願いいたします。前編【GuuGoo】

 2018年に開設されたこのチャンネルでは、モノマネ芸人らが素の状態で、ただ食べたり、喋ったり、時には寝たり……といった、ほぼ何もしていない状態をノーカットで配信するのが定番となっている。今まで出してこなかった人間味が見れることが好評を博しており、2020年1月に投稿された、素の状態のDB(ドラゴンボール)芸人新年会は、175万再生を記録している(2021年8月現在)。

【質問コーナー】サンシャイン池崎の答えが、オンとオフで真逆だった!!!

 その他にも、サンシャイン池崎が自身のチャンネルで、キャラクターを全開にした状態と、“オフ”の状態でそれぞれ質問に答えた動画が147万再生を突破していたり……と、
YouTube上でキャラクター芸人は“強い”を通り越して、もはや二度美味しいといった、二面性までもが愛される存在となっている。

 冒頭に戻り、芸能人の参入によって“YouTube戦国時代”となっている昨今だが、YouTuberと真の意味で競い合えるのは、高い人気や大物芸能人ではなく、キャラクター芸人たちなのかもしれない。

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