「アポロ計画」で使われたカメラとのコラボも スマホカメラが老舗メーカーと組む理由とは?

スマホカメラが老舗メーカーと組む理由

アポロ計画のカメラメーカーとのコラボも

 ハッセルブラッドの名前を聞いたことがある人は、もしかしたら少ないかもしれない。同社のカメラはアメリカのアポロ計画で月面に持ち込まれるなど、まさに人類の記念すべき一歩を撮影してきた。そしてそのカメラが、中国スマートフォンメーカーのOnePlusのハイエンドモデル「OnePlus 9 Pro」に搭載された。

 OnePlus 9 Proではハッセルブラッド製カメラに、ソニーのイメージセンサーが組合わされ、高い描写性能を実現している。さらにカメラアプリでは「Hasselblad Pro mode」が用意され、撮影時にはハッセルブラッドのカメラを模したサウンドが再生される。

 カメラブランドとのコラボスマートフォンを販売しているのはこれら以外にも、中国Huaweiとライカ、Vivoとツァイスなどがある。SNSの普及によりスマートフォンのカメラ性能が最も注目されるようになった昨今、このようなコラボレーションはまだまだ拡大しそうだ。

■塚本直樹
Yahoo! JAPANやギズモード・ジャパン、Engadget日本版、TechCrunch Japan、@DIME、リアルサウンド、soraeなどでテクノロジーと宇宙、ドローン分野を中心に執筆中。ラジオやテレビへの出演も

(画像はソフトバンク、ソニー、OnePlusから)

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