『ドラ恋 ~KISS or kiss~』5話ーー直視できない“激しいキスシーン” 「嫉妬」で号泣するメンバーも……

『ドラ恋  ~KISS or kiss~』5話

 ドラマ第3話「ジェラシー」のオーディションの様子が流れる。

 女友達に密かに恋心を抱く男の嫉妬を描いた恋物語で、ラストシーンには女心を揺るがす大胆なキスが待ち受けているというストーリー。前2話と比べて、各ペアの色やテイスト、解釈の違いがお芝居に相当に反映され、各々全く違う仕上がりの演技が観られるオーディションとなった。

 あつき(樫尾篤紀)×みやび(飯野雅)、ケイスケ(木田佳介)×りおん(谷本琳音)、やす(藤林泰也)×ののか(久保乃々花)、わく(京典和玖)×アユリ(吉永アユリ)ペアの順に演技を披露していく。

 素人目に見ても今回の主役にどのペアが抜擢されるかは一目瞭然だったように思う。見事、主役の座を射止めたのは、互いに自分が気になる相手とはペアになれなかったわく×アユリペア。その嫉妬心も相まってか、オーディションとは思えないほど気持ちのこもった芝居だった。

 ののかペアの芝居の際には直視できないわくにそっと「大丈夫、大丈夫」と声を掛けていたアユリ。2人のともに戦う仲間としての信頼も垣間見え、素敵な関係性を築いているようだ。澤田(育子)先生も「アユリさんが今までの中で一番良かったです。相手から出るものを受け取って自分で出すってところ、きちんと相手と向き合ってるなと感じました」と大絶賛だった。

 わくのオーディション芝居中、ののかは目をつぶり、結果発表の際にも何かにじっと耐えているようだった。そんなののかにやすは「辛いな。わかってるよ。(泣いているところを見ないよう)あんま目合わさんようにする」と声をかけ、「でも今までで一番悔しくなかったわ。やれるだけやった。今まで組んだペアの中で一番楽しかった。だからあんま気落とさんで」と伝える。

 一方、主役を勝ち獲ったわくは「主演が獲れて嬉しいです。ののかや他の人がどう思うかわからないけど、自分が気になってる人がモニターの前でキスしてるよりかは、俺がキスして“こっち向けよ”って気持ちです」とまたも男前発言。アユリも喜びを叫び(とても素直な感情表現で魅力的だった)「恥ずかしがるとかなしに積極的にドキドキしに行きたいと思います」とコメントし、2人でより良い芝居を作りに行こうとする気概を滲ませた。

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