『恋とオオカミには騙されない』最終話ーーオオカミはいったい誰? 最終告白がまさかの展開に

『恋とオオカミには騙されない』最終話レビュー

 「オオカミが女子メンバーである」と判明した段階で、女子メンバー全員が月LINE・太陽LINEを使い、意中の相手を呼び出すという最終回にて波乱の展開を迎えている。

 まずはみちゅ(長谷川美月)の太陽LINEデートから。誘った相手はちょこ(りゅうと)であったがそこにもくだい(杢代和人)も加わり、三角関係であることで少し気まずい空気に……。

 今回のデートの目的なのだろう。みちゅはちょこに「本当に私のこと好きなの?」と問いかける。ちょこは「みちゅともくだいが一緒にいるのをみて、ヤキモチを妬いたから、好きなのかなって思った」と伝える。

 対しもくだいは「俺はずっと一緒にいたい」と伝えた上で「大好きだよ!」と海に向かって叫ぶ。違ったアプローチで2人から好意を受けるみちゅだが果たしてどちらを選ぶのだろうか。

 りょうか(吉田伶香)は太陽LINEにてつな(綱啓永)を呼び出す。つなの背後から忍び寄り、後ろから両手で目隠しをすると「だーれだ?」と可愛らしく登場。つなが目を開けるとそこには髪をバッサリ切ったりょうかが目の前にいた。この登場とイメチェンには「かわいいーー!!!」と悶絶した様子のつなだった。「惚れる?」(りょうか)、「惚れる!」(つな)というやりとりはなんとも微笑ましい。

 告白前の最後の2人で会える機会。未だあおい(川口葵)とりょうかで迷っているつなだが「伝えることは伝え切った。あとは決めるだけ」という暗黙の了解が彼らの仲にはあった。

 前回相手が明かされていなかったTakiの太陽LINEデートでは、なんとあおいが登場。これにはTakiも「え!?」と驚きを隠せない。ここでTakiが誘った相手がちょこだということが判明し、あおいはそれがなぜなのか確かめにきたようだ。

 Takiがちょこを誘うのも、あおいがそれを確かめるのも謎だが、女子同士の会話は互いに「オオカミちゃん」を探っているようで地に足がついていない様子だ。

 Takiはちょことのデートで「(太陽LINEがきたとき)ちょこくんのこと好きになったって思わなかった?もしそうだったらどうする?」とド直球の質問をする。観覧車の中、密室で距離も近い状況でのこの告白のアンサーは……?

 あおいの月LINEデートでは、「リーダー同士思い出のある場所かなと思って」とアトリエにそら(井上想良)を呼び出す。日が暮れた屋上で2人きり、ミニキャンプをするというなんともロマンチックな雰囲気が流れたところで、つなからの月LINEが。

 あおいは「りょうかちゃんじゃない?」と自分に誘いが来ないことを少し気にしている様子で、かつ自らが月LINEで誘ったそらに対しても何の思いも伝えない。不可解な行動にますます展開が見えなくなっていく。

 怒涛のLINEデートもいよいよ最後に。つなが月LINEで呼び出していたのはなんとあおいだった。あおいはそらに、つなから月LINEがきていたことを隠していたのだ。つなは自分の今の心境をあおいに伝えたかったようで「俺の今の気持ちは……」といったところでカットアウト。果たして最終告白の行方は……?

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