『恋ステ 2021冬 Tokyo』最終話ーーいよいよ告白の時。とらいが恋人として選んだのはヒナ?ななか?

『恋ステ 2021冬 Tokyo』最終話レビュー


 最終話の今週は、女子からの最終告白の結果が放送された。せいや(若林星弥)の元に向かったのはもちろんここ(山﨑心)だ。「正直最初はリベンジするのが不安で、流石に3回目の『恋ステ』で恋愛できひんかったらどうしようって怖くて、でもせいやに出会えたからリベンジして良かったです。高校生最後の恋をさせてくれてありがとう。好きです、付き合って下さい」と、とても素敵な告白。


 もちろん結果はOKで見事成立となった。スタジオMC陣からも「これまではずっと悩んでいて気まずそうだったここしか見てこなかったけど、せいやのおかげで今シーズンはずっと笑顔のここが見られた」というコメントもあった程、ずっと『恋ステ』を観てきた番組ファンからすれば感慨深いものがあったのではないだろうか。


 同じく感慨深いと言えば、リベンジメンバーのひまり(小朝向日葵)のユウム(山口ユウム)への告白だ。「私は今まで追う恋ばっかりしてきたから、2ショットに誘うことや手繋ぐことがめっちゃ勇気いることだってのもわかるから、嬉しくて」とひまりらしい優しさのあるコメントを挟みつつ、心境に変化をもたらしたのは、最終日の朝に渡したオリジナル卒業アルバムと2ショットのお誘いだったと話した。


 「一緒に過ごした時間とかひまりちゃんの笑顔を思い出したら、気になる人から好きな人に変わっていた」とひまりに対する素直な「好き」というユウムの返事があり、見事カップル成立。告白後のユウムとひまりの大きく手を振る握手もまたとっても可愛らしかった。ユウムがひまりに最初に送ったLINEには「また一緒に服屋さんに行こうね」という次のデートの約束。2人のこれまでの時間が詰まっている素敵な瞬間だった。


 みさ(美冴)もこうた(浅木孝太)の元に告白に行くことを選んだ。ずっと自分の気持ちが恋愛なのかどうか迷っていたようだが、「このまま告白せずにもう一生会えないのは嫌やなと思ったから、来ました。私のことも知って欲しいなと思うし、こうたのことも知りたいから、こんなんで良かったらもう少し私と一緒にいてくれませんか?」と想いを伝える。


 精一杯のみさの告白に「全部みさとだったから楽しめたと思います。不安なこともいっぱいあると思うけど、2人なら乗り越えられると思います。というか全部受け止めます」とこうたも誠実に答えた。告白の後、こうたの顔が見られないみさの初々しさや、その後2人で交わした安堵の握手も終始爽やかな2人らしさがあった。

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