オーディションのカタチはここまで来た! ABEMAの格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』に注目

ABEMAの格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』


 そして、エンターテインメント性の高いサバイバルオーディション番組が、ついに格闘界にも進出した。先述した通り、『格闘DREAMERS』は「格闘家育成プロジェクト」の一端となるオーディション番組。「格闘家育成プロジェクト」とは、LDHのグループ会社で、トレーニングジムの展開や格闘技イベントを手掛けるLDH martial artsが、夢を追う格闘家を募集し、育成していく新企画。本オーディションを勝ち抜いた人には、LDH所属の格闘家として、LDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王座の髙谷裕之(総監督)と、世界最高峰の総合格闘技団体UFCで当時日本人第1号となったタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信(ヘッドコーチ)のもと、世界的な総合格闘家になるための指導を受ける権利が与えられる。


 本企画のオーディションには、200通を超える応募が殺到。書類審査の結果、52名が1次オーディションに参加し、その模様が『格闘DREAMERS』第1話として配信された。52名の中には、親からのDVに苦しんで育った者、レスリングにて東京五輪代表の出場枠を争った者、高校ボクシングで6冠を掴んだ者、ラグビー全国大会/通称「花園」で優勝を果たしたアスリートなど、気合いの入った若者の姿が。

 さらに2次オーディションでは、1次オーディションを通過した17名の参加者が、2泊3日のサバイバル合宿を敢行。合宿1日目を追った第2話は、古豪・東海大柔道部出身の高木オーディン祥多(24歳)や、元OPBF東洋太平洋ボクシングスーパーバンタム級7位というプロとしての実績を持つ入口裕貴(23歳)、大企業を辞め一念発起し、オーディションに挑む安永吏成(26歳)など、前回紹介しきれなかったメンバーのエピソードを交えて配信された。

 もちろん、生き残りをかけたサバイバル合宿ではあるが、闘志を剥き出しにして拳を交える参加者たちが、過酷な合宿を通して、少しずつ“ライバル”として関係を構築していくところも、見どころの1つ。新たな出会いを力に変えて、人として大きく成長していく参加者たちに注目だ。

 なお、番組ナビゲーター兼サポーターとして、GENERATIONS from EXILE TRIBEより数原龍友、白濱亜嵐、関口メンディーの3名、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEよりRIKU、LIKIYA、陣、神谷健太、武知海青の5名も番組に出演中。第2話では、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、武知海青がサプライズで合宿所に伊勢エビを届ける場面も。自らもオーディションの苦しみを知る彼らの優しさ、説得力のある言葉、前向きなメッセージソングが、夢を追う若者たちを応援し、勝利へと導いていく。

 「最後に生き残るのは、誰だ?」 サバイバルオーディション番組『格闘DREAMERS』(ABEMA)第3話は、3月27日(土)21時から配信される。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

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